1965-03-16 第48回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
しかし、標準品小売り店は既存の経営形態の小売り商を前提にしたものでありますが、ここにいう総合小売り市場は、小売り業者の構造面を近代化していこう、小売り商のこれからの進むべき道をモデルによって示していこうと、こういう点に相違があろうと思います。
しかし、標準品小売り店は既存の経営形態の小売り商を前提にしたものでありますが、ここにいう総合小売り市場は、小売り業者の構造面を近代化していこう、小売り商のこれからの進むべき道をモデルによって示していこうと、こういう点に相違があろうと思います。
と同時に標準品小売り店の強化拡充をはかるの点を生鮮食料品流通改善の対策としていきたいということなのであります。業界としては消費者の便利さと、ガラス張り商売ということから、すでに標準品小売り店制度を実施していた関係上、標準品小売り店に設備改善資金を円滑に融通するなどの措置を講ずるという、政府の表明を歓迎し、積極的に協力を惜しまないと約束をいたしました。
標準品小売り店等におきましては、標準品の価格等を掲示しまして、それによって価格の適正化をはかるというわけでございますが、総合小売り市場は構造改善、小売り商の構造の点に入っていって、その構造面から価格の適正化をはかっていく、こういうこと、あるいはまたそういう近代化した小売り商になってほしいというモデルをつくっていくというところに、相当の相違がある、こういうふうに思われます。
具体的にどういうふうにやるかということでございますが、現実に東京都では標準品小売り店で標準価格を定めております。それから大阪の公設市場では市場内の入居業者の標準価格をきめておるわけでございます。大体大阪の公設市場の標準価格のやり方をとりますと、東京の場合、標準店よりは銘柄を大幅にふやしまして標準品をたくさん置く。
それから東京都生鮮食料標準品小売り店関係資料、第二点です。それから第三点は、青果物生産安定事業実施要領、それに関連する京浜地域生産出荷協議会野菜の入荷量及び価格の調査公表事業実施要領というのがありますが、これを合わせて提出を願います。
さらに、小売りのほうにつきましては、御承知のとおり、標準品小売り店を設けてやっており、公設小売り市場も近く設けることができるところもあると思うのでありますが、関西におきましては、非常にたくさん公設の小売り市場がありますが、東京地方にはないから、これはできるだけつくりたい、こう考えておるわけであります。