1960-03-29 第34回国会 参議院 社会労働委員会 第19号
今一・五%がようようだといって、これでさえもだいぶあっぷあっぷしておられますが、イギリスの場合は標準割当率二〇%、それから職業の留保は、御承知の通り、有名なエレベーターの運転手、それから駐車場の番人、非常に明確に規定してある。それから罰則がある。罰金または三カ月の拘禁。きついですよ、なかなかきつい。アメリカの場合は傷痍軍人及びその妻、奥さんまで入っています。あるいは未亡人、こういう人も範囲になる。
今一・五%がようようだといって、これでさえもだいぶあっぷあっぷしておられますが、イギリスの場合は標準割当率二〇%、それから職業の留保は、御承知の通り、有名なエレベーターの運転手、それから駐車場の番人、非常に明確に規定してある。それから罰則がある。罰金または三カ月の拘禁。きついですよ、なかなかきつい。アメリカの場合は傷痍軍人及びその妻、奥さんまで入っています。あるいは未亡人、こういう人も範囲になる。
実収三石にも及び、供出標準割当量も三石五、六斗に及ぶような地域になるのであります。これを換算いたしますと、つぶれ地によっての減収はどんなに少く見ても九十万石を下らないのであります。そういたしますとこの人口増加とつぶれ地で、どんなに少く見ても二百万石の欠乏の拡大は免れないのであります。百二十一万石を増産して四十万石の欠乏量の縮小になるという御議論は一体どういうところから出てくるのか。
一言に申しますと、従来料金制度が二段料金制度になつておりまして、標準割当をもらつてそのわく以上に電気を使いました場合は、追加使用料金をとられておるわけでありますが、その追加料金の使い方の多い方にとつては今度の制度改正は相当有利になつて来る。
また本年度大口産業の丙につきまして、昨年度よりも割当のふえ、消費のふえたものにつきましては、標準割当分につきましても三%の火力料金を含ませるということがありますが、この点も標準電力割当制度の本旨からしまして問題があると思われますし、また全国の電気事業者がそういう建前をとるということも問題だろうと考えております。
つまり大口産業について申しますと、標準割当のものの中でも、また一部分のものについては火力料金をとるというふうな構想になつておりまして、はたしてこれが特に大口産業に與える影響がどの程度であるかということは、正確に捕捉することが非常に困難なのであります。
○説明員(中川哲郎君) 標準分の販売電力量二百五十八億八千九百万という数字につきましては、委員会の需給計画で定めました標準割当量の推算値でございます。
従つて標準割当と追加割当との枠をきめました場合に、これを動かす、動かさない、それから水の場合には動かさないといたしましても自動的に動いて行く、それをどういう工合にするかということが問題になると思います。時間がありませんから簡單に要点だけ御質問いたしますので、それにお答えを願いたいと思います。
○説明員(平井寛一郎君) 大体委員会といたしましては只今の御質問のいろいろの点につきましては特に販売キロワツト・アワーを申請通りやるかどうか、それから標準割当量を変更するかどうか、これは重大な問題でもございますので目下研究中でございます。ただ標準割当量というものはできるだけ大きくして行きたい、これは当然のことなんです。
結局標準割当量の総額を殖やし得るか殖やし得ないかというような問題にも関係して来るわけでありまして、全然料金に関係がないとは言えないわけであります。或る意味においては密接な関係を持つているわけであります。従いましてそれを申上げておるわけであります。
それから、次に小口の中小工業の方、これもできるだけその採算原価において、非常に無理のあるものについては、むしろ制度を是正して、その是正された公正な制度のもとにおいて、標準割当をするよりほかはないと思つております。
だからこれを標準割当量の何割ということで制限をしたらどうかというこりとを公益事業委員会と話合つているということはこれは結構なことですが、この現在の電力渇水状況はここ数日の間に解消するとは我々は考えない。従つて二十六年度においても、二十五年度の第一四半期は勿論ですが、二十六年度においてもこういう状態が続く可能性がある。
勿論この十五万トン分のものが、標準割当電力量が引上げられて加配が行われておれば問題はありません。併し殆んど加配ということはなされなかつたはずでありますから、ここのところは正確に私は出しておく必要があると思うのであります。
最近大口工場から盛んに電力の標準割当の増加の運動がありますが、これは私この実績から見てもやはり無理があるのだということが分つたわけで、それからもう一つは地区別に見ますとここで非常に驚いたことは、北海道のごときは従量電灯が火力料金の方の負担の方がパーセンテージで行くと多いのです。四月などは標準料金で拂つたのが四〇・七%、火力料金で納めたものは五九・三%、こういうようなことになつております。
だから私の言うのは、標準割当の量が実績以下に、二百三十億の実績以下に廻るということは、料金面のみに拘泥せずに、これはもう少し基準割当を上げるという方向に持つて行くのが本当ではないか、料金は不動のものではないから、どうしてもそれがために料金を上げなければならないというなら、基本料金は若干上るでしよう、上るのは僅かである。
○政府委員(増岡尚士君) 大体まあ先程も申しましたように、二十四年度の実績では計画よりも非常に出水率がよかつたということのために実績が上つているのですが、まあ我々の気持としては何とかして二十四年度の実績を下らない程度、この実績を下らないということは、二十四年度の計画に対しては相当上廻ることになるのですが、それだけの数字をできるだけ標準割当と、それから超過で賄つて行くというような気持でやつておるのでありますが
それからもう一つ聞き捨てならないことは、三百万トン用意をしておるが、結局渇水期になれば五百万トン焚くであろうということは、一応地域差を少くするための標準割当、基本割当というものは低い線で決めて置いて、渇水があつたならば仕方ないから石炭を焚いて、そうして超過料金は火力で決めてあるのですから、火力料金の方を余計取らせようというような考え方ですから、私は昨年通り四百六十万トンの計画をして、本年二百万トン焚
昭和二十二年から過去六年間の実績をとりまして、それによつてあみ出したものが、水力としましてはこの程度が標準割当になる。これがいわゆる安い九銭なら九銭の電気であるという線を引きまして、それらの電気は電力の量としては十分供給できるが、料金は火力に依存するから、高い料金を拂つてもらいたい。
大体考え方といたしましては、若し考えましたように、予定しましたように、減水がなかつた場合には、これは更に月の半ばにおきまして、その標準割当の電力の量をもつと下げ得るという措置によつて、今まで赤字続き、欠損続き、配当もしないというような日発や配電会社、こういう経理の面を確定してやろうという気持が相当強かつたのでありまして、それで若し渇水で、予定よりももつと渇水で火力依存の状況を続けなければならないといたしましたならば
キロワット・アワーを制限しておるのではありませんが、ここまでならば九十銭というような線を標準割当としまして、その余のものは火力の料金の御負担を願う。お使いくださることは自由にお使いくださいということで、現政府のねらいであります電気の自由済経へと、一歩踏み入れたものであります。料金制度につきましても、今度は夏と冬とについて等差を設けてあります。
今度の調整によりまして、実績をごらんくださればわかりますが、標準割当の量がずつと上の方に行つていることは確かなんであります。それをごらんくださいますればよくわかります。それからなおこまかいことにつきましては、こういう席でなく、別途お話いたすことにいたしたいと思います。
しかしながら具体的に言えば、九十銭の電気の線はここだというのを標準割当にいたしておるのであります。それ以上お使いくだされば、火力の一円三十銭の料金を拂つていただくという制度で、電気は一万キロワット・アワーしか使えないという制限をしておるわけではありません。こういう意味でありまする
従つて需用者に対して非常な影響を與えるようなことになるというような点から考えまして、その結論といたしましては標準料金には九十万トンの石炭を折込んで割当量を作つたというような経緯までもありました通り、今後におきましても電業事業者の経理内容をよく検討をいたしまして、又需用者に対する影響も十分に検討いたしまして、できるだけ適正な経理ができ、又收支がバランスするようにこの標準割当量を決めて行くということにしたらよろしいというように
○中川以良君 標準割当の問題でございますが、これは先程栗山委員からも御質問があつて、これに対する御答弁がちよつとまだはつきりしていないのでございますが、この度は料金の値上げによつて、第四四半期のみを対象とされましておやりになつた結果は、いろいろ不当な混乱を捲き起すわけでありますが、来年度以降においては、これは年間を通じての標準割当を一応御決定になるというようなお考えでおられるか、或いはこの度のような
即ち標準割当量の中には水力ベースと火力ベースがあります。その比率は本年第四・四半期で全体の八七%が水力であります。火力ベースは正確に計画通り発電し得られましようけれども、水力はその計画を河水の七ケ年平均水量に置いておるわけでありますから、年々の異常渇水又は出水で非常に大きく変動するのであります。
御説明によりますと、六十二万トンの火力を九十万トンベースに上げて、そうして基本電力の割当をなさるということでございましたが、いわゆる九十万トン石炭べースによる標準割当量を、地区別にもし聞くことができるならば、お聞かせを願いたいと思います。