1975-06-25 第75回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号
○説明員(伊藤栄一君) 私どもで実施いたしております精密調査は各地点数本の構造試錐と称します地層の柱状サンプルを取るわけでございまして、地下構造をこれで知るわけでございます。掘り上がったあとでその地温の変化を測定する、そういった基礎的なデータを得るわけでございます。
○説明員(伊藤栄一君) 私どもで実施いたしております精密調査は各地点数本の構造試錐と称します地層の柱状サンプルを取るわけでございまして、地下構造をこれで知るわけでございます。掘り上がったあとでその地温の変化を測定する、そういった基礎的なデータを得るわけでございます。
これが三カ年計画で、全体の概要をつかむということで進められておるわけでございますが、概要をつかんだあと、さらに精密調査をやるという予算、これが、先ほど申し上げました来年度約四億五千万の要求でございますが、これで精密調査、構造試錐、掘さく調査というのをやります。これはいずれも国がまるがかえでやるということで計画しております。
サバ地区につきましては約三億円の資金をもちまして構造試錐を中心に行ないたい。ニューギニア地区につきましては調査に一千万円を投じたい。ブニュー地区につきましては約二億四千万円程度の投資を見込んでおります。さらに西部カナダ地区につきましては、七億五千万円をもちまして鉱区の取得をはかりますとともに物理探鉱を進める予定でございます。
いわゆる構造試錐というものをこの二号で考えておるわけでございます。その場合にどうして鉱業権を持たないでやれるようにするか、弊害があるのじゃないかという御指摘でございますが、鉱業権ということになりますと、非常に広大な面積にわたって鉱区にする必要があるわけでございますが、鉱区ということになりますと、当然鉱区税の負担もあるわけでございます。
○川出政府委員 試錐の規模はそのように大きいわけでございますが、石油の構造試錐よりは距離は短いわけでございます。現在大体千メートルくらいを考えておる次第でございます。しかし千メートルと申しましても、過去においてあまり行なわれていないのでございまして、相当の効果があろうかと思います。
○川出政府委員 具体的にやります内容につきましては、現在地質調査所の方で研究を加えておりまして、最終的な計画というものができていないわけでございますが、予算の要求をしますとき、あるいはその考え方のもとになっておりますのは、日本の産銅地帯、あるいは鉛、亜鉛等があると目されておりますところを重点的に物理探鉱なり地化学探鉱なりをしますと同時に、構造試錐をやります。
この補助金は試掘井の作業に対しまして補助金を出しておるわけでございますが、そのほかに、ボーリングをいたしまして構造試錐等の地質調査をいたしますものにつきましても、この対象となしておるわけでございます。井戸の数といたしましては、三十四年度の分について申し上げますと、十一でございます。その前年の三十三年度におきましては十本でございます。
これでごらん願いますと、地質調査が地表調査、重力探鉱、地震探鉱、構造試錐、こういうふうに四つに分れるわけでございまして、このうちで重力探鉱と地震探鉱、これがいわゆる物理探鉱の技術に属するわけでございまして、当初計画と修正計画と比較いたしますと、この重力探鉱の範囲が非常に広くなっている。重力探鉱を非常にたくさんすることになるわけであります。
構造試錐十二坑及び試掘坑二十三坑がそれぞれ一坑ずつ計画を下回る結果と相なっておるのでございます。この年の試掘の成果といたしましては、山形県の大飯郷に若干の油を見た程度にとどまったのでございます。昭和三十一年度につきましては、この年が実質的には弊社として探鉱活動の第一年度ともいうべきものでございますので、実質的な構想のもとに探鉱方針を策定いたしたのでございます。
まず探鉱計画でございますが、今年度の事業関係につきましては、先ほども申し上げました通り、地質調査計画を自営しておりまして、これは重力探鉱が五班、地震探鉱が二十二班、地表調査が五十九班、なお構造試錐二班をもって編成したわけであります。
先ほど斎藤さんからお話のありました重力探鉱の件でございますが、本年五班、それから地震探鉱では二十二班、それから地表調査が五十九班、構造試錐が二班と申し上げましたのは三十年度でございまして、三十一年度は一そう充実したいと思っております。またお話の点は十分慎重に考えさしていただきたいと思います。
それで物理探鉱、今の地震探鉱並びに構造試錐等によるものを、重力探鉱も十分やるつもりでありますけれども、従来重力探鉱については相当の調べが進んでおるものと思っておるわけであります。ただその不徹底という点はまだ免れないかもしれませんけれども、全国的にどうというわけじゃありませんが、今までわれわれの目標としている土地につきましては相当進んでおるものだと思っております。
このあとの「地化学調査」それから「化石調査」、「構造試錐」というものはこれは作業量も少くて現在やつております程度で特に増強しないでも可能であるということであります。 その次にあります3の「二次採取法実施計画」でありますが、これは現在帝石で二十八年度も四カ所の水攻法を行なつております。