2016-11-15 第192回国会 衆議院 総務委員会 第6号
ただ、御指摘のとおり、地震地域係数、これまで構造物ごとの特性や地震被害の状況等を踏まえて一部見直しは行われておりますが、土木構造物、建築物とも昭和五十年代に、当時把握できていた過去の地震、恐らく数百年に一回ぐらい起きるような地震を念頭に置いて、その同じ程度皆さんどの地域でも守られるようにということで、地震の頻度等を勘案して決めているということでございます。
ただ、御指摘のとおり、地震地域係数、これまで構造物ごとの特性や地震被害の状況等を踏まえて一部見直しは行われておりますが、土木構造物、建築物とも昭和五十年代に、当時把握できていた過去の地震、恐らく数百年に一回ぐらい起きるような地震を念頭に置いて、その同じ程度皆さんどの地域でも守られるようにということで、地震の頻度等を勘案して決めているということでございます。
このため、経年劣化の評価の対象となる機器や構造物がこの期間において技術基準に適合するということが必要でございまして、これらの機器、構造物ごとに要求される事項を審査基準やガイドに定めているところでございます。したがって、プラントごとに延長しようとする期間が決まれば、その期間について、これらの要求を満たしているかどうかを判断するという仕組みになってございます。
特に、この二番目の重要度係数の問題に関しましては、建物は建物、土木構造物は土木構造物あるいは港の施設は港の施設というふうに、それぞれの構造物ごとに閉じた形で議論されたのでは私はだめでなかろうかと思います。
そして、いま先生の御指摘になりましたような、特に注意をすべき場所というものにつきまして、構造物につきましては、各鉄道管理局ごとに線路構造物を専門に検査する構造物検査グループを置きまして、構造物ごとに定期的に検査を行いますとともに、必要によりまして、さらに精密な検査も行って健全度の判定をいたしております。