1999-07-28 第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
構造政策年金と銘打っているわけでございますので、これまで構造政策の進展を補完すべき事業を担わせてまいりました。そういう状況の中で、ほかの制度もだんだんに充実をしてきたとか、実績がないとか、あるいは非常に好まれる事業があるとか、状況は大変変わっているわけでございます。
構造政策年金と銘打っているわけでございますので、これまで構造政策の進展を補完すべき事業を担わせてまいりました。そういう状況の中で、ほかの制度もだんだんに充実をしてきたとか、実績がないとか、あるいは非常に好まれる事業があるとか、状況は大変変わっているわけでございます。
拠出制の農業者年金制度と、無拠出制の構造政策年金、こういう形になっております。 それで、このうち、老後保障を目的とする拠出制の農業者年金制度につきましては、両国とも、財政の安定化措置等々について見直しが行われてきておりますけれども、現在でも存続をしております。
御指摘のように、支給要件がちょっと厳しいのじゃないかというようなことでございますけれども、一定の年齢に達しますと直ちに年金がいただけるというほかの公的年金とはちょっと性格が違うわけでございまして、そういうようなことで、一たん経営移譲して、また経営を再開してしまったというような場合にはやはり支給はとまるというようなことで、構造政策年金としての性格から、そこは一定の制約があるということをぜひ御理解いただきたいと
いま一つは農地利用の方向づけというような形がこの制度の中にあるわけでございまして、それを通して経営規模の拡大、こういう問題につきまして、いわゆる構造政策年金として一定の役割を私は担ってきたというふうに考えるわけでございます。 しかしながら、今日農村が超高齢化時代を迎えておるわけでございまして、いよいよ農業者年金も受給者数が加入者数を上回る、こういうような段階に参っておるわけでございます。
また、この制度は、農業経営者の若返り、農地の細分化の防止、農地利用の方向づけ等による経営規模の拡大等につきまして、いわゆる構造政策年金として一定の役割を担ってきたと存じます。 しかし、農村の超高齢化時代を迎えて、農業者年金もいよいよ受給者数が加入者数を上回るというような段階に入ってまいりました。
ただ、それが構造政策上どこまで効果があらわれたかということになると、先ほど申し上げたとおり不確かなところが多いのでありまして、今後は構造政策年金としての性格をより強めていくべきであります。 今回の改正は、そういう意味で幾つかの新しい観点を出したかと思われます。
○政府委員(片桐久雄君) 昭和四十五年に発足いたしました現行の農業者年金制度は、年金の給付を通じまして、老後の保障の充実を図るということによりまして高齢農業者の適期の引退と、その経営の若く、意欲のある者への承継を誘導いたしまして、それで生産性の高い農業経営の実現を図るということを目的といたしました、いわゆる構造政策年金という形で発足いたしたわけでございます。
○政府委員(片桐久雄君) この農業者年金制度は、先ほど申しましたように、構造政策年金というような観点から、その政策効果に着目いたしまして、他の公的年金制度には類を見ないような国庫補助を行っているという状況でございます。
構造政策年金でありますところの農業者年金制度の長期安定のための制度改正、農村地域への工業等の導入、農産加工の振興など、多様な形での雇用就業機会、所得機会の確保、さらに基盤整備の促進などにつきまして、先生方の特段の御配慮を賜りたいと存じます。