2021-04-02 第204回国会 衆議院 外務委員会 第5号
私は、前回の質問で、二〇一八年七月の構成品選定諮問会議で使用された陸上幕僚監部の構成品選定案を取り上げ、中山副大臣に、今お渡ししています配付資料の一にある「これまでの経緯」と書かれた箇所の黒塗りを外し、再提出するよう要求しました。ところが、防衛省からは、これを拒否するとの回答がありました。 その理由について、中山副大臣の説明を求めたいと思います。
私は、前回の質問で、二〇一八年七月の構成品選定諮問会議で使用された陸上幕僚監部の構成品選定案を取り上げ、中山副大臣に、今お渡ししています配付資料の一にある「これまでの経緯」と書かれた箇所の黒塗りを外し、再提出するよう要求しました。ところが、防衛省からは、これを拒否するとの回答がありました。 その理由について、中山副大臣の説明を求めたいと思います。
○中山副大臣 二〇一八年のイージス・アショアのレーダー等の構成品の選定における陸上配備型イージス・システム構成品選定諮問会議で使用された御指摘の資料の記載内容につきましては、情報公開法の規定にのっとり、国の機関の内部における審議、検討又は協議に関わる情報であり、これを公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるとともに、不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれがあること
○穀田委員 中心は、結局、七月十七日の構成品選定諮問会議で陸上幕僚監部が提案したレーダーの選定案だということですよね。簡単なことなんですよ。 問題は、この防衛省から提出された陸幕の選定案を見ると、これを見ていただいたら、ここですよね、「これまでの経緯」と書かれた配付資料三枚目が全て黒塗りで隠されています。 中山副大臣、なぜ黒塗りで隠したんですか。
○中山副大臣 今委員から御指摘いただきました資料は、二〇一八年のイージス・アショアのレーダー等の構成品の選定におきまして、七月十七日、防衛省において実施されました陸上配備型イージス構成品選定諮問会議で使用された資料でございます。
その後、七月二日に課長級の検討チーム会議を開き、続く十七日に構成品選定諮問会議を開催し、七月三十日に防衛大臣がロッキード社を選定したとある。問題は、こうした選定が厳正に行われたのかということなんですね。 米国の議会調査局が二〇一八年十二月に公表した、海軍イージス弾道ミサイル防衛計画と題する報告書、こんな分厚いものなんですね。