1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号
しかし、米国の防衛力整備計画はやっと軌道に乗り始めたばかりでございまして、ソ連の極東軍備増強の過去の蓄積及び現在の増強ぶりは著しいものがございまして、今後とも相当の期間我が国周辺において厳しい軍事的環境が存在するということは覚悟すべきだろうと存じます。 次に、総合安全保障の考え方につきまして、さらに若干の整理を行っておくことが有用と考えられます。
しかし、米国の防衛力整備計画はやっと軌道に乗り始めたばかりでございまして、ソ連の極東軍備増強の過去の蓄積及び現在の増強ぶりは著しいものがございまして、今後とも相当の期間我が国周辺において厳しい軍事的環境が存在するということは覚悟すべきだろうと存じます。 次に、総合安全保障の考え方につきまして、さらに若干の整理を行っておくことが有用と考えられます。
一方、総理はこれまで、ソ連の極東軍備増強は日本に対する侵攻の意図が明確でないので、脅威ではなく潜在的脅威だと発言してこられました。今回、レーガン政権の対ソ認識に同調されましたが、さすれば対ソ認識ないし対ソ外交政策に変更があったのか、御見解をお示し願いたい。