1973-03-23 第71回国会 参議院 予算委員会 第9号
さらに今度の集中統合によって、横田には在日米軍司令部と第五空軍司令部を中心に、日本全土、沖繩、韓国所在の空軍部隊の指揮、調整、支援をはじめ、アジア全域への輸送、補給、緊急出撃を任務とする極東米空軍最強の根拠地ができることになると思うんです。この点についてもう一度お伺いしますが、総理は確かめられなかったんですか、外相も確かめられなかったんですか、防衛庁長官も、この問題確かめなかったんですか。
さらに今度の集中統合によって、横田には在日米軍司令部と第五空軍司令部を中心に、日本全土、沖繩、韓国所在の空軍部隊の指揮、調整、支援をはじめ、アジア全域への輸送、補給、緊急出撃を任務とする極東米空軍最強の根拠地ができることになると思うんです。この点についてもう一度お伺いしますが、総理は確かめられなかったんですか、外相も確かめられなかったんですか、防衛庁長官も、この問題確かめなかったんですか。
こういうことが防衛庁から出された資料にあるのですが、極東米空軍と日本の航空隊とが共同防衛体制をとるのに、アメリカで全然今も使っておらぬし、将来も使う意思がないという飛行機をお選びになるということは、共同防衛体制の総合作戦の上からいって、私はどうも納得がいかぬのですが、その辺には全然支障が一体ないのですか、いかがですか。
この中での極東米空軍に委嘱して、頼んで教育してもらうということは、やはりMSA協定による訓練の援助の中に入るわけですか。
操縦関係、整備関係、通信関係、米国留学、特別任用幹部初度教育、特別任用空曹及び新隊員の基礎訓練とありますが、そのうち極東米空軍委託により教育する人員は、操縦関係にもあり、それから整備関係にもあるわけですね。これはどういうことなんですか、伺つておきたいのです。極東米空軍委託により教育する、これは具体的にどういうことなんですか、よくわからない。
(2)に書いてありますのは、その学校の教育とは別に極東米空軍に委託いたしまして、極東米空軍の基地におきまして(2)に書いてあるような教育を受けたい、こういうことでありまして、整備関係についても同様でございます。極東米空軍に委託して教育訓練をするということでございます。
あたかもそれと同じように、航空機関係におきましても、これは先般も数字をもつて申し上げたと思いますが、昭和二十七年四月以来極東米空軍から今日まで受けました発注は千三百万ドルの修理発注でございまして、これはそれ自体がドル収入にも相なる。またその程度以上にはなかなか期待もできませんし、非常に積極的な計画はこの際持つべきものではないと考えております。
ただ実際上の当面の問題といたしましては、前会も御説明いたしましたように、たとえば今日の状態でいいますと、昭和二十八年度あるいは二十九年度の予算において保安庁から発注されておる航空機の製造、それから極東米空軍の使用しております航空機の修理、オーバー・ホールというようなものを中心に考えておるわけでございますから、もしさような極東空軍の飛行機のオーバー・ホールというものが軍事目的であり、あるいはまた保安庁
その次はに極東米空軍等がまず現状とあまり大差なき形において今後一箇年なりあるいは二箇年駐留する場合において、そのオーバー・ホール等にどのくらいの発注があるであろうかということは、これは実績上からも相当確定的に見通しができますから、これらを中心として二十九年度の計画を立てるというのが先ほど申し上げました結論になるわけであります。