2001-06-12 第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
それで、例えば東アジアの情勢などの意見交換をしたり、戦略対話をしたり、それからまた日本とEUの関係、もちろん日米もありますが、アメリカとEUの関係、今や三極外交と言ってもいいぐらい広がりを持っておりますので、ぜひとも意見交換を早くしていただきたい。非常にいい機会ができて、私は歓迎しております。
それで、例えば東アジアの情勢などの意見交換をしたり、戦略対話をしたり、それからまた日本とEUの関係、もちろん日米もありますが、アメリカとEUの関係、今や三極外交と言ってもいいぐらい広がりを持っておりますので、ぜひとも意見交換を早くしていただきたい。非常にいい機会ができて、私は歓迎しております。
ただ、手違いを起こしてはならないことは、外交問題に我々の公共団体がタッチするということは、二元外交と申しますか多極外交と申しますか、そういったことになってはなりませんものですから、そこだけはきちっとけじめをつけながら事を進めていかなきゃならぬ、こういうふうに考えておるわけであります。
まあ、特に自主多極外交というものに対して、米国との協調を基調としながらも、日本もカナダもお互いひとつ兄弟のような力でいろんな問題に対して協調しようということでございました。
その他、行政指導価格と独禁法の関係、物価三法の運用、離島振興、在日米軍施設の集約移転、北富士演習場の実損補償及び国有財産払い下げ、自衛隊員の充足状況、自衛隊東北方面総監の通達、シベリア開発、多極外交と外務省の陣容、南北ベトナム援助、ミクロネシア援助、外交の基本姿勢、基地返還に伴うダム建設と米軍の演習使用、経済計画、貯蓄奨励、選別融資、貯金の目減り、昭和五十年度以降の税制改正、社内預金、ネズミ講、輸出前受
これで広報活動をやれというほうがおかしいのではないかと私は思うわけでございまして、予算に飛躍がないというのは、通常正常な形で行なわれている業務については飛躍のないのもそれは一つの見識であろうかと存じますが、日本が、多極外交化したときにおいては、一番先に予算を強大化して、この部分に対して圧倒的な外交的な立場をもって武器として使うべきものは、武力のない日本としては、外交関係に対する、特に広報関係の予算に
すなわち、中国の国際社会への復帰によりまして、米ソ二大国の時代から米、ソ、中、日、欧の五極外交の時代に入ったかと思いますると、さらにまた発展途上国の発言権増大によりまして一そう多極化して、最近では全方位外交の時代ともいわれております。しかし、外交はいつの時代でも善隣友好が基本であり、どこの国とも仲よくするというのが基本でなければならないと思うのであります。
○田英夫君 おっしゃるとおり、日本からの輸出の問題が焦点であったと思われた日米関係が、逆の一つの大きな問題が出てきて、特に大豆の問題なんかは国民的な関心を集めているわけですけれども、そういう状況の中だからこそ、ある意味では大臣のおっしゃる多極化外交、多極外交といいますか、ある一国だけにたよる状況というものになると、相手の側はどうしても姿勢が強くなるということになる、これはまあ非常にしろうと的な判断かもしれませんけれども
○田英夫君 さっき申し上げたんですけれども、大平さんが多極外交ということをおっしゃる意味を私も正しく理解したいと思うんで、ずっと伺ってきたわけですけれども、アジア一つとっても、やはり中国との関係というのはやはり中心的な柱になってくる。それが非常に活発な活気を帯びた状況が保たれているという状況にあってこそ、ソ連との関係も、あるいはアジア諸国との関係もそういう中でいい方向に行くんじゃないか。
せんだっての新聞報道によりますと、外務大臣が外務省部内の各部局に対して日本の多極外交における取り組みについて取りまとめるように指示をされたという記事が出ておりました。そういう事実はございますか。
これはもうわれわれもこれを現に認め、さらに今後もそれを大きく進めることを期待しているわけですけれども、米、中、ソ三極外交の今後の見通しの中に、日本の外交路線はどこへどの道を選ぶのかということは非常に大事な問題だと思うのです。
最後に、外務省所管につきましては、「いまや三極外交の時代と言われているが、米中ソの谷間にある日本外交はどう進めていくつもりか、中華人民共和国を中国を代表する唯一の政府と認めたことは、従来の国府との関係から見て国際信義に反するものではないか」との質疑がありました。
○大出委員 いま大臣が、まとまらなければ認めないと言うほど日本はやぼではない、こういうふうにおっしゃいましたから、それはそれでよろしゅうございますが、私は、やはりこの問題は、大きく日中関係の問題、あるいは中ソ関係の問題、あるいは三極外交といわれる問題等とすべてからんできている、こう思うわけでありまして、いままで安保条約というしがらみの上に脱ベトナムという問題がとり得なかった。
○石井(一)委員 御就任以来、多極外交ということで、外務大臣非常に活発に行動されておるわけでございますが、久方ぶりの外務委員会でございますので、非常に総花的に、総括的になりますが、多極外交についてお伺いをさしていただきたいと思います。非常に時間が限られておるようでございますので、簡潔に御回答いただければ幸いでございます。
○福田国務大臣 世界はいまや多極化時代でありまするから、わが国は多極外交、これを展開しておるわけでありますが、同時にソビエトも、世界情勢が多極化してきた、こういう認識を持っておるであろう、こういうふうに思います。その上に立ちまして多極外交を展開する。わが国は軍事大国ではありませんけれども、経済的には世界においても屈指の強大な力を持ち得るようになってきた。
○福田国務大臣 まあ三極外交ということがいわれますが、これは三つの極ともが軍事大国であります。私ども日本はこれらの国と違いまして、経済大国といえるかもしれぬ、しかし軍事大国ではない、そういう国際社会の一つのパワーといいますか、そういう中におきましては別格官幣大社みたいな立場にある、こういうふうに思うのです。私はその姿勢でいいと思うのです。
それで、世界の外交というものはまさに三極外交といいますか、その間に日本は等距離外交をしたほうがいいのではないかというような話もあるのでありますが、こういう三極外交の新しい世界の外交情勢の展開につきまして、日本としては今後どういうような基本的な外交姿勢をとったらいいでありましょうか、それに対して外相の御意見をお伺いいたしたいと思うのであります。
そういう二つの情勢分析のもとに、私ども日本の国といたしまして、とるべき方向は何だと、こういいますると、やはり、多極化外交、多極外交と、こういう姿勢を、まあ一つとらなきゃならぬ。米ソ二大国ばかりを見詰める外交であってはならない。やはり一つの大きな極として中国の登場という問題があります。また、遠くはECの強化、それから拡大という問題がある。
したがって、政府は、もはやだれの目にもあざやかに映る戦後体制の終えんに目を開き、多極外交の展開が要求される中で、アジアの平和と安定のため、積極的な自主平和外交を展開し、意欲的にアジアの冷戦構造を解消して、アジア諸国の平和共序と繁栄の基礎を築かねばならないのであります。
この会談は友好裏に終了いたしましたが、これもまた多極外交の一つのあらわれである、こういうふうに御理解願って差しつかえなかろうと思います。 わが国は、いまやそういう世界環境の中で、わが国の進路を見違うことなく、ほんとうに世界じゅうを見回して、そしてわが国の姿勢にあやまちなきやということをあしたに夕べに反省して、そうしてこれと取り組んでいかなければならぬ時期に来ておる、そういうふうに存じます。
世上、多極化した世界外交のかなめとなるものは、米、ソ、中三国による三極外交であるとの説をなす者もありますが、私は、これに日本並びに拡大ECを加えて、五極外交と称すべきであると思います。
○国務大臣(佐藤榮作君) 米ソ二国外交、今度は中国を入れて米ソ中三極外交と、こういう言われ方をしておりますが、私は外交は軍事力だけで展開されるものではないように思っております。やはり経済力その他あらゆる面を考えて、しかる上で外交は展開していかなきゃならない。私は、多極化した国際情勢、このことは言えると思います。