1993-10-05 第128回国会 衆議院 予算委員会 第3号
確かに住宅、下水道、公園と、こうしたものも重要でございましょうけれども、多極分散型形成の促進のためには、やはりどうしても交流ネットワークの道路や、または住民の生命財産を守るためのそうした諸事業というものは不可欠だと思っておりますが、このことについて建設大臣、その関係の大臣もおられますけれども、まず建設大臣にその認識をお伺いしたいと思います。
確かに住宅、下水道、公園と、こうしたものも重要でございましょうけれども、多極分散型形成の促進のためには、やはりどうしても交流ネットワークの道路や、または住民の生命財産を守るためのそうした諸事業というものは不可欠だと思っておりますが、このことについて建設大臣、その関係の大臣もおられますけれども、まず建設大臣にその認識をお伺いしたいと思います。
多極分散型形成と国土の均衡ある発展を図る上で極めて重要かつ緊急を要する国家的課題であると認識しておりますが、東北地方にとりまして、盛岡以北が整備されて初めて全線一体としての機能が発揮されるものであります。また同時に、このことは、当地域の生産基盤の確立と今後の経済社会の新たな局面に対応した開発を進めるためにも必須条件でございます。
御案内のとおり、昨年六月三十日に閣議決定となった四全総も、多極分散型形成のための交通体系としての整備五線については逐次着工するとされております。ちなみに新全総においては、各地域の基本構想の中で「建設する」または「建設を早急に行なう」等と記されておりました。三全総においては、整備五線については「環境等を含め徹底的な調査を行い、国鉄財政再建の成果、経済社会情勢の推移等を見極め、順次その建設を図る。」