1982-04-15 第96回国会 参議院 建設委員会 第6号
そのほかいろいろな御意見もございますし、また、いまの業種別許可制度の範囲についていまの範囲が適当かどうか、新しい範囲をふやすべきではないかというような御意見もございますので、広い範囲で審議会において御討議をいただきまして、現行の許可制度について見直す必要があるという御意見がございますようでしたらそういった措置をとりたいということでございまして、先生おっしゃるように、零細業者を締め出すとかそういったようなことを
そのほかいろいろな御意見もございますし、また、いまの業種別許可制度の範囲についていまの範囲が適当かどうか、新しい範囲をふやすべきではないかというような御意見もございますので、広い範囲で審議会において御討議をいただきまして、現行の許可制度について見直す必要があるという御意見がございますようでしたらそういった措置をとりたいということでございまして、先生おっしゃるように、零細業者を締め出すとかそういったようなことを
今回の改正は、申すまでもなく、業種別許可制度の採用、契約関係の適正化、下請保護規定の強化をおもな内容とするものでありますが、これらの改正内容を検討してまいりますと、審議の過程においても明らかになったように、業者の乱立による過当競争にもとづくダンピングの防止、技能労働者の恒常的な不足の解消、業界特有の複雑な重層下請制度の改善等、今日、建設業が直面している諸問題の解決に有効適切な方策であるかどうか、きわめて
第一点として、現行登録制度の欠陥を是正するため業種別許可制度の採用に踏み切ったことは、施工能力や信用のある業者を許可し、職別業者の専門化を一そう促進することになり、よい影響を与えるものであり、地位の安定にも役立つものであります。
次に、建設大臣に、現行登録制度を改め、業種別許可制度を採用した理由についてお伺いいたしたい。 日本国憲法において職業選択の自由が保障されております。単に業界の過当競争の防止とか、業者の体質改善という抽象的な目的のみで、個人の営業権を制限する許可制を採用することは全く不当と言わねばなりません。業者の乱立によって国民生活の上にいかなる弊害がもたらされたというのでしょうか。