1950-10-31 第8回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号
当時の国府軍と中共軍の接触地帯は、おおむね新京の北部、いわゆるハルピンと新京の間の第二松花江、拉法、梅河口、本渓湖、大石橋を結んだ線でありまして、現地にあつて引揚げ業務途行の任に当りました人々は、中共地区の引揚げ対象数を当時三十万と推定しておつたのでありますが、この数字は中共地区への潜入調査、これは非常に困難な状況にありましたけれども、潜入いたしまして、同地区の主要都市から、また日本人会の幹部の方が
当時の国府軍と中共軍の接触地帯は、おおむね新京の北部、いわゆるハルピンと新京の間の第二松花江、拉法、梅河口、本渓湖、大石橋を結んだ線でありまして、現地にあつて引揚げ業務途行の任に当りました人々は、中共地区の引揚げ対象数を当時三十万と推定しておつたのでありますが、この数字は中共地区への潜入調査、これは非常に困難な状況にありましたけれども、潜入いたしまして、同地区の主要都市から、また日本人会の幹部の方が
によいのではないかというような考えからやつて参つているのでございまして、この点は、経過的にも問題が起りますし、併し將來においても、実際の話を申上げますと、或る程度は、非常に鉄道職員が地方公共團体の議員になつておりますと、地方鉄道職員が多数住んでおります所なんかにおきましては、非常に喜ばれている面もあるのでございまして、この点は、若干は考慮はできますけれども、現状におきましては、職務遂行に專念して貰うということが、鉄道の業務途行