1957-06-11 第26回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号
そこで私はお尋ねしたいのでございますが、この場合楠本政府委員は、「ただいま御指摘のございました点はきわめて重要な問題でもございます。またただいまお話しのございましたような勧告の御趣旨まことに同感でございます。そこで私どもといたしましては、その通り勧告の御趣旨を忠実に政令で規定いたす所存でございます。」こういうように答弁をされておるわけでございます。
そこで私はお尋ねしたいのでございますが、この場合楠本政府委員は、「ただいま御指摘のございました点はきわめて重要な問題でもございます。またただいまお話しのございましたような勧告の御趣旨まことに同感でございます。そこで私どもといたしましては、その通り勧告の御趣旨を忠実に政令で規定いたす所存でございます。」こういうように答弁をされておるわけでございます。
これに対して楠本政府委員の方から、「一応の考え方といたしましては、生協に対してもちろん員外利用を活発に行うというようなことになりますればこれはもう問題外でございますが、たとい員外利用等を行わない本来の生協の活動範囲内にあったといたしましても、この場合市価主義を採用するということは私どもは行き過ぎではないか、かように考えております。さような含みでこの適正化規程の運営をしなければならぬものと存じます。
当時厚生省が試案として出されましたのは、審議会の構成メンバーは三十五人、そのうち消費者代表が十名、それから業者代表が十名、残る十五名は関係官庁及び学識経験者等で構成をされる、その際、楠本政府委員から、もし何でしたら、委員の数をもっとふやしてもよろしいと、小委員会において実は発言がございました。
○楠本政府委員 ただいま御指摘の業種は、これは風俗営業でございまして、風俗営業につきましては、すでに他の法令におきましてこの地域指定ができておりまして、今回学校等につきましても、建築基準法の立場からかような風俗営業は許可できないことになっております。従いまして、その点の矛盾はないものと考えております。
○楠本政府委員 建築基準法その他の規制ははるかに幅を持っておりまして、もっと広い範囲でやろうと思えばできる仕組みになっております。従いまして、むしろ旅館の方がその点では百メートルと区切っただけ甘いとも言えるわけでございます。
○楠本政府委員 さような考え方は持っておりませんので、ただたまたま問題を起すような旅館は学校の側は遠慮してくれ、かようなことでございます。
○楠本政府委員 厚生省といたしましては、ただいまの遠賀川の点につきましてはきわめて重要視をいたしておりまして、かつて遠賀川及び淀川、この二つの水系を専門的に調査したことがございます。
○楠本政府委員 まことにごもっともな御指摘でございして、個々の部落は簡易水道の対象として補助を受ける。しかしより合理的にこれを一つの水道とした場合には人口いかんによっては補助の対象にならない、かような矛盾が出て参ります。
○楠本政府委員 簡易水道につきましても特例としてはずされますものは、技術者とか消防用消火せんの設置義務だけでありまして、他はすべてこの法律の規定によって縛られているわけでございます。従ってこの法律にございます施設基準あるいは水質基準、これらはすべて簡易水道に適用されるわけであります。
○楠本政府委員 まことにごもっともな御指摘でございまして、私どもも当初立案の過程においては、現在各地で問題になっております水道水源の汚濁の問題を解決いたしたいと念願いたした次第でございます。
○楠本政府委員 ただいま御指摘がございましたように、今回の水道法案におきましては、その一つの重要な中心が水道事業としてこれを育成していこうということにございます。ただいま御指摘のございました点に触れます前に、一応今回の水道事業の保護育成、そうしてどういう点を考慮しておるかと申しますと、まず第一に独占企業として資本の重複を避けた点でございます。
○楠本政府委員 この問題はきわめて重大な問題でございます。現に私どもの手元におきましても、関係各省の間で委員会を設けましていろいろ検討しておる次第でございます。今後どうするかという問題でございますが、私どもといたしましては、現在水の汚染のほかに空気の汚染という問題がきわめて重大な問題でございます。
○楠本政府委員 飲食店営業等につきましては、ただいま御指摘がございましたようにきわめて雑多な営業内容を含み、従いましてその細分もきわめて複雑でございます。また一方旅館業等におきましても同様なことが言えるわけでございます。従って第三条におきまして、これらの同業組合をそれぞれ作ります場合には、政令であらかじめそれらの細分の業種を指定して参りたいと思います。
○楠本政府委員 生協が市価主義でいくかいなかということは、これは厚生省といたしましても、私実はこの生協の主管でございませんので必ずしもここで責任あるお答えはできませんが、私どもは生協が市価主義をとらなければならぬということは行き過ぎではないか、従いまして私どもは私どもなりの考え方でこの法律が施行されましても市価主義をとる必要はないという幅を持った考え方で適正化規程を運用いたしていさたい、かように考えておる
○楠本政府委員 食品関係ではいろいろな問題が惹起されておるのは、はなはだ遺憾に存じております。
○楠本政府委員 この点はいずれも政令で指定することになっておりますが、ただいま亀山先生からお答えがございましたように、食品衛生関係のうち特に守るべき衛生基準が定められているもののうちから何を選ぶかということでございますが、ただいまも御指摘がございましたように、この法案は、私ども拝見いたしまして必ずしも経済立法というようなものではなく、むしろ公衆衛生が中心となっておる関係から考えまして、その営業方法あるいは
○楠本政府委員 私どもは扱いといたしましてはいずれ御指摘を受けたいと思っておりますが、まず最初はあまり数が多くないところから実行をして、そう窮屈に考えずにその成果によりまして逐次業種をふやしていく措置をとることが望ましいではないか、かように考えます。特に私どもといたしましては、たとい業界から相当な希望がございましても、その順位がその性質上必ずしも優先しないものもあろうかと存じます。
○楠本政府委員 お答えをいたします。ただいま御指摘がございましたように、公衆衛生院におきましても、当然国民生活を対象といたしまして、放射線に関する各種の調査、あるいは研究、また技術者の養成等も行うことは、従前通り今後も拡充していかなければならぬものと考えております。
○楠本政府委員 お答えを申し上げます。第一点の終末処理場の点につきましては、これは今回厚生省の所管と相なった次第でございます。これらの終末処理場につきましては、従いまして工事の設計基準、あるいはその予算的処置等、すべて厚生省が環境衛生の観点から、また国民生活の観点からこれを規制して参る所存でございます。これらの基準その他の資料につきましては、後ほどお手元に差し上げたいと存じます。
○楠本政府委員 御指摘のように団体が統一されておりますことは、行政実施上の便宜の点が多いわけであります。また業界の発展もおのずからもたらせるものと考えます。従いまして、私どもといたしましては、今後もできるだけ業界が大所高所から一つにまとまって、お互いに切礎琢磨し、りっぱな業界を作っていくことを熱望いたしております。しかしながらこの場合あまり政府がとやかく言うこともどうかと思います。
○楠本政府委員 ただいまの御意見ごもっともでございます。今後十分注意をいたしますが、大体かような見解を持っております。美容の方におきましては、ひげそり、刈り込み等が主たる仕事でございます。またパーマネントは美容の方におきまする主たる技術だと存じます。
○楠本政府委員 目下継続審議に相なっておりまする環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律は、それぞれの母法、基本法に基くものを別な観点から統一いたしたものでございます。従いまして今回美容師法が単独にできますことによって、かえって基本法とこれを総括いたしました適正化法との関係が明らかになりまして、かえってこの辺は御指摘の通り便宜になるもの、かように考えます。
○楠本政府委員 これは記憶でございますが、名古屋が二十万トン程度ではないかと思います。
○楠本政府委員 増員は特にございません。
○楠本政府委員 現在食品衛生法におきまして、いろいろな食品につきまして規格または基準を定めております。もちろんただいま御指摘のように、今後はさらにかようなものを研究し、ふやしまして、すべての食品につきまして、規格、基準を定めることが理想的でありますことは申すまでもございません。
○楠本政府委員 トリクレンを使用いたしております業者はまだそれほど多くございません。しかし私どももそのような薬品が中毒を起すおそれがあるということは当然考えられます。
○楠本政府委員 コールド・パーマ液につきましてはかねていろいろの問題を起しておったことは事実でございます。そこで私どもはこれをどうしようかという問題にぶつかったわけであります。そのとき厚生省といたしましては、これはやはり薬品、化粧品の取締りの対象とすることが適当であるという結論に達しまして、薬務局でそれぞれこの規制をいたしたわけであります。
○楠本政府委員 定時制の学校につきましては、本来が学校の管理衛生は文部省の保健課におきまして指導いたしておりますが、ただ現場の手足を持つ厚生省といたしましては、絶えず文部省とも連絡をとりまして、学校衛生の一環として現場におきましていろいろ指導をいたしております。
○楠本政府委員 お答えを申し上げます。ただいまの兵庫県の道場町の問題につきましては、まことに御指摘の通りの実情でございまして、すでに十カ年の経過を見ております。この点に関しましては、私どももその解決を何とかして急がなければならないと苦慮いたしまして、現在までに至っております。今まで外見あたかも放置したような形になりましたことにつきましてはまことに申しわけなく存じております。
○楠本政府委員 精神障害者の取り扱いにつきましては、特にその病気の本質上誤解を招きやすいという点も多うございます。従って、その取扱いにはできるだけ慎重に、かつ名誉等を十分に尊重して取り扱うのは当然でございます。従いまして、私の方といたしましては、ただいま御指摘のような点を一つの教育規定として設けますことにつきましては賛成でございます。
○楠本政府委員 現在でも、私の方といたしましては、できるだけすべての場合に調査をして間違いのないことを期しておる次第でございます。
○楠本政府委員 まことにごもっともな御意見でございまして、今後、私どもといたしましては、前段にお答えいたしましたような気持でこれは検討する必要があると存じます。ただ、現在におきましても、さような場合には、人身保護法によりまして、拘束救済の請求が認められておりますので、現行法の範囲内におきましては、この規定をできるだけ活用していただいて問題を解決していきたい、かように考えております。
○楠本政府委員 承知をいたしておりません。
○楠本政府委員 豚は大動物として一頭でございます。
○楠本政府委員 さようでございます。
○楠本政府委員 一括してお答えを申し上げますが、先ほどお話のございましたように、せっかく従来いろいろな調査等をいたしておりますので、これらの専門的な資料をできるだけわかりやすく翻訳をいたしまして、広く国民に報ずる材料を作りますことは、できるだけ御趣旨に沿って実行いたしたいと存じます。 滝井先生の御指摘の現地患者などにつきましては、その後公文をもっては返事はございません。
○楠本政府委員 魚の取扱いにつきましては、先ほど来先生方からお話もございましたように、今回の実験が全く前回同様の性質のものであったとすれば、その必要はないと存じます。しかし先ほど来お話が出ておりますように、今回の実験が前回と同様なものだということはいまだわかりません。
○楠本政府委員 まことにお恥かしい話でありますが、現在各府県の地方衛生研究所におきましてこれらの検査あるいは計算ができるとは考えられません。きわめて限られた府県におきましてかようなことができることをはなはだ遺憾に思っております。私どもといたしましては今後すみやかに地方衛生研究所等の技術力を向上いたしまして、どこの府県においても一通りのことはわかるように一日も早くいたしたいものと考えております。
○楠本政府委員 入っております。