1978-02-22 第84回国会 衆議院 予算委員会 第19号
数カ月前、新潟大学の椿博士を班長とする症例研究班というものを、環境庁が中心になっておつくりになったようでございます。これに三十名の医者を動員して一生懸命研究中である。
数カ月前、新潟大学の椿博士を班長とする症例研究班というものを、環境庁が中心になっておつくりになったようでございます。これに三十名の医者を動員して一生懸命研究中である。
ただしかし、本人が、自覚症状がないんでしょうね、みずから希望して、よく診断をしてもらいたいということで二十日間も入院をさせて、椿博士を中心として、水銀問題に対しては最高権威のある人たちが長時間、診察の結果をもとにしていろいろとディスカッションされたのでしょう、そして、分科会としての結論を出したわけですから、特に環境庁がこれを尊重するとか、何か特に言う必要もない問題なんだと私は思うんですよ。
そういうようなことで魚に対する不安が出てまいりましたので、環境庁を中心にもろもろの施策を検討いたしてまいったのでございますが、魚の水銀含有についての安全基準をひとつ厚生省が引き受けてやってもらえぬか、こういうふうなことになりまして、私どものほうでは、椿博士その他水銀に関する大ぜいの専門の学者の諸君にお集まりいただいて、安全基準を設定することといたしました。
○石川委員 実はきのうの新聞にも出ておったそうですが、新潟大学教授で日本神経学会の会長のようでありますが、椿博士も、これは明らかに厚生省の結論と同じ結論を、再確認のような形でもって、所信の表明として発表されておるようであります。この調査の過程は、われわれ専門家ではありませんからよくわかりませんけれども、メチル水銀は農薬の中からは出てこないわけです。