2004-11-19 第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
今回のUFJの事件、検査忌避等の事件を見まして、私はちょっと取締役会並びに監査役会への責任の問い方が足りなさ過ぎるというふうに感じております。検査忌避、検査というのは十五年の八月、去年の八月からことしの五月まで一年ほどあったわけですが、その間、取締役も監査役も気がつかなかったのかということであります。
今回のUFJの事件、検査忌避等の事件を見まして、私はちょっと取締役会並びに監査役会への責任の問い方が足りなさ過ぎるというふうに感じております。検査忌避、検査というのは十五年の八月、去年の八月からことしの五月まで一年ほどあったわけですが、その間、取締役も監査役も気がつかなかったのかということであります。
○伊藤国務大臣 もう大変重ねてで恐縮でございますけれども、私どもといたしましては、現在、検査忌避等の行為に対して告発を行わさせていただいたところでございますので、それを受けて捜査当局が捜査を行っております。その捜査に支障が生じてはいけませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○伊藤国務大臣 大変恐縮ではございますけれども、私どもといたしましては、検査忌避等の行為に対しまして金融庁として告発を行わさせていただきました。現在捜査が行われておりますので、捜査に対する影響がないようにという観点から、コメントを差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○伊藤国務大臣 本件、UFJ銀行の検査忌避等の行為につきましては、金融庁としては告発を行い、現在、捜査当局の捜査が行われているわけでございますので、捜査に支障が生じるおそれがあることから、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。
今、平野委員がおっしゃったのは一つの、一つの仮説といいますか、そのようなものかと思いますけれども、その四つの総合的に勘案すべき点としては、検査忌避等の悪質性がどの程度悪質であったかどうか、どの程度検査の実効性に影響を与えたか、そういうことを考えなきゃいけない。その悪質性のうちの一つとして、平野委員がおっしゃったような仮説を今平野委員御自身はお考えになっているということであろうかと思います。
まず第一は、本件の検査忌避等の悪質性、どの程度悪質であったのかどうかという点でございます。第二は、これが今後の検査一般の実効性に与える影響でございます。これは、こういうことが日常化すると悪影響を与えるわけですので、一般の実効性に与える影響。第三番目は、金融行政の目的遂行の確保という観点からはどうか。第四番目は、一般国民または私企業の処罰を求めることの重要性。
○竹中国務大臣 一般論としてということでございますけれども、仮に、銀行法六十三条に定めるような、検査忌避等の行為も含めて各金融機関の検査対応に問題があるということが明らかになった場合には、これはもう銀行法の規定に則して、検査において厳正に検証の上、その検査結果の通知において的確に問題の指摘を行うということになります。
一方、刑事責任追及の分野でございますが、朝銀東京信用組合につきましては、これは預保自体が金融整理管財人として入っているわけでございますけれども、本年の十一月の八日と二十八日に検査忌避及び業務上横領ということで、また朝銀近畿信用組合につきましては、本年の九月の二十六日と十一月の十四日に検査忌避等及び背任によりまして、いずれも預保を含む金融整理管財人が捜査機関に対して告訴、告発を行っており、現在捜査が遂行
○福島政府委員 制度上、いわば国の持っております格付権限あるいは工場を指定する権限、それをいわば民間の機関に委任するといいますか、いわゆる広い意味でゆだねる行為になるわけでございまして、それが適正に行われること、また先ほど言いましたように、検査忌避等がないようにすること、そのためには一般に行われておりますように、罰則という規定と取り消しという規定と両方が必要だ、そのことによって適正な業務が確保されるというふうに
その中で、検査と申しますのは、先ほど来お話ございますような、検査忌避等に対する罰則を担保とした上で、任意で、会社の協力を得ながら検査を進めるというところが一つあるということでございます。
また、この商法の罰則強化法案とあわせまして、私ども、金融関係におきましても、金融の検査監督の実効性を確保していくという観点から、金融関係法律につきましての虚偽報告、検査忌避等に対する罰則の強化、そしてまた、今後の金融システム改革をにらみまして、公正取引を確保していくという観点から、インサイダー取引とかあるいは損失補てん等の罰則を強化するといったこともあわせて盛り込んだ法案を今国会に提出させていただいているところでございます