1954-04-28 第19回国会 参議院 本会議 第40号 いずれにせよ我が検察史上異例の暴挙を行い、検察当局一体の意思を蹂躪して、その中立性を打破せる責任者が、その跡始末をもしないで退陣したということは、検察権の中立性を侵犯するそれ自身が悪例であるばかりでなく、なお悪例を重ねるものであります。即ち退陣を前提とすれば何をやつてもかまわないのだというような乱暴極まる大臣が続出したら、国家はどうなりますか。 廣瀬久忠