2011-02-16 第177回国会 参議院 本会議 第5号
さて、不適正な経理処理が行われていた原因として、一、会計法令等の遵守より予算の年度内消化の優先、二、会計経理の業務に携わる者の公金の取扱いの重要性に関する認識の欠如、三、契約事務、検収事務等の職務分担による相互牽制機能の不全などが挙げられています。 不適正な経理処理の再発防止のためには、これらの原因に対する対策が重要です。
さて、不適正な経理処理が行われていた原因として、一、会計法令等の遵守より予算の年度内消化の優先、二、会計経理の業務に携わる者の公金の取扱いの重要性に関する認識の欠如、三、契約事務、検収事務等の職務分担による相互牽制機能の不全などが挙げられています。 不適正な経理処理の再発防止のためには、これらの原因に対する対策が重要です。
検査の結果を踏まえた本院の所見といたしましては、六十五都道府県市において、基本的な会計法令等の遵守に関する研修指導の徹底、契約及び検収事務の厳格化、職務の分担による相互牽制機能の強化等を推進すること、内部監査、監査委員監査、外部監査が連携を図り、内部統制が十分機能しているかについて継続的に監視評価を行うとともに、再発防止策が有効に機能しているかなどについても検証を行い、もって会計監査の強化充実を図ることが
御承知のように、農林省関係の事業実施主体は、農山漁村の団体などが大部分を占めておりまするので、その経済基盤が脆弱であり、また経理知識が欠除しておりますなどの関係から、なかなか抜本的対策は困難の点もございまするが、まず事業実施主体に対しましては、補助事業の内容、条件など主安事項の普及、徹底をはかり、その実施状況につきまして、実態調査及び指導を厳重にし、工事の竣工に際しましては検収事務の厳正を期しまするとともに
それから検収事務の確立につきましても、さらにまた技術の研修等につきましても、いろいろ改善して参ったのでございますが、いまだこれを根絶せざることは遺憾でございますが、現在の予算制度の上で最高度にこれを活用しまして、そうして改善をして参りたい、こういうように考えておるわけです。
いや、そうではなくて、あれは検収をやっているのだ、自分で収納するための検収事務をやっているのだ——一体それなのか、検査員の事務をやっているのかということを、大臣までこれを明快にさせるということは困難です。しかし事務当局は、明らかに、これは検収をやっているのか、国の検査法に基いて検査事務をやっているのかというようなことを明確にしなければならぬ点なんです。
その次に調達方法として申し上げますことは、契約事務それから検収事務、支払い事務、この三つの事務の分掌について一口ふれておきたいと思います。
御指摘のように、長年そういう検収事務に従事しておりながらその誤りを発見できなかったかと言われますれば、まことに申しわけないのでございますけれども、そういうような発見できない部分も相当あると、発見できる部分につきましても、逐次件数は減って参っておりますけれども、なお見落しがあるというような実情でございます。まあその点につきましては今後とも十分注意いたしたいと思います。
財政的に申しますならば、その事務費は特別調達庁の事務費によつて行うことになりまして、特別調達庁が設計及びこの建設の現場事務をまずいたしまして、建設が進むに従いまして、これに対する検収事務、いわゆる工事の竣工検査をいたしまして、竣工検査を通つたものをアメリカ側の受入れ担当官が受入れます。
○委員長(棚橋小虎君) ちよつと証人にお尋ねしますが、太平商工会社ですか、あれは代行契約に従つて国家の利益を代表する検収事務を誠実に代行するという契約をしておるわけですね。ところがこういうことをした以上は、誠実にその代行すべき義務を履行しておらんということになるのだから、例えば背任という問題がそこに起つて来るというわけですが、お認めになりませんか。
○カニエ邦彦君 証人にお伺いしたいのは、証人は特別調達庁の納入代行である太平商工株式会社において二重煙突の検収事務をやつておられました当時は、太平商工のどういうような地位におられたか、その点を伺いたい。
従つて実際の検収事務というものを責任のある政府の職員を以て行い得なかつた――そこに一番の大きな欠陥があつたのではなかろうか。検収員というものは一応ありますが、これも集荷業者に委託してやるというようなことになりまして、いわゆる責任を以つた政府職員が配置できなかつた。そこに一番大きな問題があつたのではないか。
従つて年が詰つてから検収をしてくれたのでは金は入らないから、成るべく早く検収事務を終つてくれ。こういう依頼があつて、代行者は検収した。こう述べられている。これはあなたの今の証言とは大分内容が違う。その点だけですね、我々の調べたところではそうなつていることをあなたは了承して置いて下さい。
○委員外委員(栗山良夫君) そういたしますと、現品のほうとは無関係に書類上の検収事務だけがすらすらと運ばれて行つて、そうして金が支払われた、こういう工合に考えていいわけですか。