2021-02-16 第204回国会 衆議院 予算委員会 第11号
三番目は、今話題となっている変異ウイルス対策ですけれども、変異ウイルス検出体制の更なる充実、そして遺伝子多型解析等を用いた伝播ルートの追跡、解明というものが、これが非常に大事になっていく方向性です。
三番目は、今話題となっている変異ウイルス対策ですけれども、変異ウイルス検出体制の更なる充実、そして遺伝子多型解析等を用いた伝播ルートの追跡、解明というものが、これが非常に大事になっていく方向性です。
先ほど私が言わせていただいたのは、そういう国家機関をつくる、これが一番目標ですけれども、だめならば、全国の自治体あるいは国、大学、そういうものの専門家の連合体を組織するとか、何としてでも検出体制の強化ということをやっていただきたい。それに時間的余裕を与えるために、あらゆる知恵を出して、差しとめを含めてやっていく、そういう考え方かと思います。
そのほか、原子力発電所等におきましても同様な観測が続けられているわけでございまして、検出体制については日本の国は多分ほかの国よりははるかに整備されているということは申し上げてよろしいのではないかというふうに考えております。
水銀やPCBを排出してきた企業につきましては、すでに政府の定めた排出基準があり、それが守られているたてまえはよくわかるのですが、それらの企業のうち、なお有害物質を排出しているものがあるかどうかについて、検出体制と技術を整備、強化していただきたいのであります。さらに、有害物質排出企業の企業指定を行ない、場合によっては、操業を停止することを主張するものであります。
検出体制及び機器につきましては、公害防止技術レベルは、日本は外国に対して遜色のないところまで発展しております。特に重油脱硫の方法等については、技術は外国から初め導入しましたが、世界でも最初に企業化した国でもありますし、排水処理等につきましても、世界的に見てかなり高い水準にございます。工業技術院や民間の研究団体に対して相当の補助金も与えまして、プロジェクトとして開発させておるところでございます。