1959-03-17 第31回国会 参議院 内閣委員会 第13号
○政府委員(津田實君) 検察事務官から副検事選考委員会の選考を経まして副検事になり得るわけであります。副検事は特別講習を受けますと検事になり得ると、こういう形になっております。現在検察事務官から副検事になっております者は、相当数おるわけであります。また、副検事から特別講習により検事になりました者も十数名あるいは二十名くらいはいるかと思っております。
○政府委員(津田實君) 検察事務官から副検事選考委員会の選考を経まして副検事になり得るわけであります。副検事は特別講習を受けますと検事になり得ると、こういう形になっております。現在検察事務官から副検事になっております者は、相当数おるわけであります。また、副検事から特別講習により検事になりました者も十数名あるいは二十名くらいはいるかと思っております。
○宮下説明員 副検事の号俸は、従来副検事選考委員会を経て副検事になります以前にその者が受けておりました俸給と勘案いたしましてそれぞれきめまするので、たとえば検察事務官でかなり下の方の級を受けておつた者が副検事として採用されるような場合には下の検事の号俸で採用いたしますし、かなり上の方の俸給を受けておつた者はずつと上の三号、四号等を使うようにいたしております。
それから副検事の候補者である検察事務官につきましては、元は二週間でありましたけれども、本年になりましてからは大体やはり一ヶ月間品川の法務府研修所において毎日研修をいたしまして、最後に試験をやつて、その試験の結果が相当副検事選考委員会で参考にされておるのです。
二級官吏その他の公務員の職にあつた者で、副検事選考審査会の選考を経た者の中からも、これを任命することができることになつているのでありますが、これらの任命資格を有する者をもつてその定員を満たすことが困難でありましたので、第一回国会において、副検事の任命資格の特例に関する法律の制定を見、その施行の日から一年以内に限り、副検事は、右の検察庁法の規定にかかわらず、副検事の職務に必要な学識経験のある者で、副検事選考委員会
二級官吏その他の公務員の職に在つた者で副検事選考審査会の選考を経たものの中からも、これを任命することができることとなつているのでありますが、これらの任命資格を有する者をもつてその定員を充たすことが困難でありましたので、第一回国会において、副検事の任命資格の特例に関する法律の制定を見、その施行の日から一年以内に限り、副検事は、右の検察庁法の規定にかかわらず、副検事の職務に必要な学識経験のある者で副検事選考委員会
特に檢事に関して言えば、副検事は副検事選考委員会の嚴重な選考を経て任命され、三年以上その職に在つた上、政令の定むる高等試驗と実質上何ら差異のない考試を経て檢事に任命されるのであるから、たとえ形式上司法修習生の資格がなくとも、これに弁護士たる資格を認めて何ら弊害なきのみならず、認めるが当然である。