1955-06-30 第22回国会 参議院 法務委員会 第11号
なお、逮捕状の執行に関しましては、先般の札幌の植野光彦関係の事件のように、間違った人間に執行してしまったというようなのもございますが、これは札幌の問題とは直接関係がありませんので、一応省略さしていただきます。 かような関係で第二の部の竹中恒三郎氏に同行しておりました西沢富夫氏の関係につきまして一応御説明申し上げます。
なお、逮捕状の執行に関しましては、先般の札幌の植野光彦関係の事件のように、間違った人間に執行してしまったというようなのもございますが、これは札幌の問題とは直接関係がありませんので、一応省略さしていただきます。 かような関係で第二の部の竹中恒三郎氏に同行しておりました西沢富夫氏の関係につきまして一応御説明申し上げます。
白鳥警部の暗殺事件に関するものでありまするが、過般四月の十四日でありましたか、植野光彦なる者が当東京都の警視庁に逮捕された。新聞は、大きな見出しでこれを掲載いたしました。ところが間もなくこれが釈放されたということに、これまた新聞の報ずるところとなったのであります。
○国務大臣(花村四郎君) 植野光彦にかわるべき人を逮捕をしたという事実については、報告を受けておりまするが、その逮捕された者が何人であるかという点の、この人名についてはいまだ報告を受けておりません。
しかるに、私この際確かめておきたいことは、四月十四日に逮捕された植野光彦という者が黙秘権を行使した。あるいはどうも人違いらしいというようなことで釈放された。しかしよく調べるというと指紋照合の結果全国に指名手配中の、しかも逮捕状が出ているところのメーデーの首謀者である玉井仁であるということがわかった。
それからもう一つお尋ねしたいのですが、被疑者を逮捕いたしまする場合に、被疑者が果してその本人であるかどうか確認をいたした後に逮捕状をもって逮捕すべきだ、かように私どもはかたく信じておるわけなんですが、これも新聞で御承知の通り、北海道の警察に起りました白鳥警部殺人事件の被疑者として、大学生でありまする植野光彦だと称して光彦にあらざる者を十数日勾留をしておったという事件、これは本人でないということが本人
○花村国務大臣 どうも質問の趣旨が混同をいたしておるやに考えられるのですが、植野光彦に関する件でありますが、これについては今申されたように、弁護人から告発がありましたので、従って泉川検事を主任検事として、ただいま取調べが進行中であります。