1992-03-26 第123回国会 参議院 外務委員会 第2号
だから、既にベトナムに対するアメリカの侵略戦争というのはこれはまさに国際的にも誤りであったということが明確にされて、国連の一九六〇年の植民地独立宣言から始まって不干渉宣言から友好関係宣言からずっと、やっぱり外国に対しては、他民族に対しては武力でもって干渉してはならないということがつくられてきている国際的な常識なのですよ。
だから、既にベトナムに対するアメリカの侵略戦争というのはこれはまさに国際的にも誤りであったということが明確にされて、国連の一九六〇年の植民地独立宣言から始まって不干渉宣言から友好関係宣言からずっと、やっぱり外国に対しては、他民族に対しては武力でもって干渉してはならないということがつくられてきている国際的な常識なのですよ。
英国自身もあの地域を植民地独立宣言の対象になる地域として観念いたしまして、国連でも十七年間にわたっていろいろ審議の対象になってきたわけでございますし、アルゼンチンともそれなりの交渉をしてきたわけでございまして、やはり将来は何かここの統治の状況について変更があり得るということは考えておったと思うのでございます。
○星政府委員 銀行の加盟国の中には、先ほども申しましたように、域内国と域外国とございまして、域内国につきましては、これはエカフェ地域はほとんど全部でございますので、先ほどの植民地独立宣言、国連総会の一五一四という決議案に対して反対した国は、日本も含めて一国もございません。
○藤崎政府委員 直前にお尋ねになりました植民地解放宣言との関連でとられますと、若干またちょっと申し上げなくちゃならないのですが、植民地独立宣言というのは沖繩には適用がないということ、前々から政府はそういう立場をとってまいっておるわけでございます。
○高橋政府委員 この問題につきましては、すでにだいぶ前の本委員会で帆足先生から御質問がありましたのにお答えしたことがございますが、国連第十五総会で採択をされました植民地独立宣言の起草の段階において、私どもは沖繩は適用の範山外であると了解して、これがつくられたものでございます。
○小坂国務大臣 先ほどから申し上げましたように、第十五回の国連総会における植民地独立宣言の本旨を正しく理解するということが、まずこの沖繩問題を考える場合に必要であろうと思っておるわけでございます。その意味におきまして、この宣言の趣旨が正しく理解されているかいないか、これは非常に大きな問題であります。
(拍手) それから、先ほどお話の中に、一昨年の植民地独立宣言の問題に触れられました。これは打ち明けて申し上げますと、私ども、その起草にあたっては、多くのアドバイスをして、ともにやって参ったのでございます。しかし、その中に、最後になって、ある一部の国から、植民地は、政治上にも経済上にも、何らの理由なく、直ちに独立さすべきだという文言が入れられた。
私はこの点は日本も当然だとお思いになると思いますけれども、どうお考えになるかを伺いたいと思いますし、さらにお聞きしたいのは、第十五回の国連総会で植民地独立宣言というものが賛成八十九で採択されておりますけれども、この点から考えましても、ベルギーの態度というものは、この宣言に当然違反するものだ、こう考えるわけでございますが、いかがでございましょうか。
さらにまた、先ほど言いました植民地独立宣言というものに反するというふうに政府はお思いになるか、ならないか、その点だけを伺いたいと思います。
○戸叶委員 そうなりますと、コンゴにもしベルギーの軍隊がいるとするならば、外国の干渉を受けるべきではない、植民地独立宣言にも反するものだ、だからもしもいるならばそれには反対である、こういうことはお認めになるわけでございますね。