1958-01-30 第28回国会 衆議院 本会議 第5号
○国務大臣(岸信介君) 植原議員の御質問に対してお答えを申し上げます。 第一の、三悪追放についての御意見は、私も全然同感でありまして、この三悪を追放するということは、私がかねて申し述べておるように、私の政治の中心としての、私の信念でございます。
○国務大臣(岸信介君) 植原議員の御質問に対してお答えを申し上げます。 第一の、三悪追放についての御意見は、私も全然同感でありまして、この三悪を追放するということは、私がかねて申し述べておるように、私の政治の中心としての、私の信念でございます。
しかしこれはどちらの定義を下すかということは、ただいま植原議員のおつしやいましたように、大したことではないのであります。問題は、秘密であつたから、その節を将来援用するかどうかというような政治的、実質的の問題が重要なのでありまして、その点は先ほど大臣のおつしやつたように政治的の問題になる、そういうふうに、おとり願いたいと思います。
占領中の政策もいろいろありましようが、近くは最近の三国漁業協定に対して、わが党の長老植原議員の言葉じりをつかまえて、いろいろ言つておりまするけれども、国家の安危あるいは憂いに関するものに対しては、野党の諸君の力を借りなくても、野党の諸君が言わなくとも、與党であるわれわれが言うことは当然でありますから、内閣を鞭撻し、外務大臣が貧弱なら引下げろということも言うのであります。
今日の占領状態におきまして、これに終止符を打ち、平和国家の列に加わらんとするわが党の基本的な考え方については、すでに植原議員より述べられたところでありますが、今日この講和問題をとらえて政争の具に供せんとする考え方につきましては、嚴にこれを愼んでもらいたいと思う。アメリカにおいても。イギリスにおいても、外交問題は政争の具に供しないという鉄則があります。
國民経済上圧倒的重要性を持つておりますことは、先般本議場におきまして、民自党の植原議員より蚕糸業に関する緊急質問において明かにされたのであります。國民経済の再建、新学制の完全実施は現下喫緊の要務でありまして、これがためには繊維産業の振興にまつものが多いのであります。
これは今植原議員の御説明になりました通り、約六万俵に達しているのであります。第一の問題は、この六万俵の糸をどういうふうに処理するかという問題であります。第二には、九原則に基いて為替レートが三百六十円に決定いたした以上、今後蚕糸業全般の経営をどういうふうにして行くかという問題であります。
○國務大臣(池田勇人君) ただいまの植原議員の御質問にお答え申し上げます。 まず御質問の第一点は、單一為替レートの設定に伴いまして、すなわち四百二十円から三百六十円になつたための生糸業者の損失をいかに処理するかという問題でございます。お話にもありました通りに、五千六百掛によつて買い入れた繭の滯荷は、製糸になつたもの等を入れまして、大体七万俵と推定されるのであります。
芦田首相は、行政整理につきましては心から熱意を以て当られることを声明されておりますが、衆議院におきましても、お茶を濁す程度ではないかと、民自党の植原議員に質されたことに対しまして、吉田内閣あたりはお茶も濁せなかつたではないかと應酬されております。我々國民は、今までの内閣などはどうでもいい、現内閣において首相みずから陣頭に立つて、行政整理の徹底的断行を図つて頂きたいのであります。
一昨日植原議員より、予算の諸項目につきまして質問をいたされましたので、この植原議員、本間議員等の質問に盡されております点は、重複を避けまして言及いたしませんが、但し、答弁が不十分であつたと思う点については、重ねて御質問を申し上げることもございます。
○國務大臣(北村徳太郎君) 植原議員の御質問のうち、私に関する部分についてお答え申し上げたいと思います。 第一の問題は、健全財政の問題でございますが、これは申すまでもなくインフレーシヨンと関係をすることであります。すなわち、ドレーバー・ミツシヨンの報告をまつまでもなく、日本において、どうしてインフレーシヨンを收束せしめるかということが、現下最大の課題であることは、申すまでもないのであります。
先ほど上林山君、あるいは植原議員から質疑をいたされ、さらに社会党黒田君あたりからの御質疑等に対して、徹頭徹尾きわめて不親切な不明朗な、不明暸な御答弁があつたことを私は遺憾に思いますが、率直に考えますると、おそらくこれは内閣をつくればあとは何とかなるというようなあいまい模糊の上に、こうした不分明な、文字そのものにおきましても、まことに理解に苦しむような形において協定は成立つたように思います。