2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号
造船疑獄事件の発端となったと言われる森脇メモを作成した森脇将光氏、吹原産業事件初め多くの事件にかかわり、結局逮捕された田中彰治代議士等、一人の人間が、あるときは有力な情報提供者として捜査機関に接触をしたり、あるときは重大事件の容疑者、被告として摘発をされ、身柄を拘束されたという事例もあります。
造船疑獄事件の発端となったと言われる森脇メモを作成した森脇将光氏、吹原産業事件初め多くの事件にかかわり、結局逮捕された田中彰治代議士等、一人の人間が、あるときは有力な情報提供者として捜査機関に接触をしたり、あるときは重大事件の容疑者、被告として摘発をされ、身柄を拘束されたという事例もあります。
○戸叶武君 このロッキード事件は、岸内閣、佐藤内閣、田中内閣という以前の、二十年前のMSA協定から日本に送り込まれたので、二十年の歴史があり、ロッキード、グラマンの機種争いは十八年前においてすでに児玉も登場し、田中彰治などというマッチポンプも登場し、森脇メモなどという高利貸しの怪文書も乱発されたというような出来事があって、あの機種問題の決定並びにこのロッキードの価格問題のからくり、そういうものが当時
そういう点で、ひとつ大口脱税のリストですね、それから、先ほど言ったように、その後とにかく対策を講ずべき点、森脇メモを一転機として、抜本的な対策に入らざるを得ない、こういう状況下において、先ほど資料を出してもらうように言いましたが、それをまた資料をもとにして検討していただきますし、さらに銀行局のほうとしても、今度は特利とかそういうものをやった場合においては店舗を縮小させるとか何とか、少し罰則を強化しなきゃいかぬと
その三十億円の自己あて小切手、いわゆる俗称保証小切手、これをお出しになった原因その他経過については、検察庁の調べだが始まっておりますから、私はここではそれ以上追及いたしませんけれども、その責任と申しますか、こういうふうに非常に大きな疑惑を起こし、問題を起こしたその小切手を発行した、たとえばこの森脇メモを見ましても、十九日に吹原ビルに行って吹原氏からこの小切手をもらっておる。
森脇メモにつきましては、そういうメモが入っていることは私どもは承知いたしておりません。支店長は森脇将光氏とは全然折衝しておりません。折衝しておりますのは吹原弘宣氏だけでございます。
森脇メモに全部名前があがっている連中が国防会議に巣くっている。こんな形ではたして大事な防衛予算を勝手に使わせられるか。ひまがありますと、私三十三年度の会計検査院の指摘事項だけでも追及したかったのでありますが、F86生産に関して莫大な冗費が指摘されております。油に対する冗費が指摘されております。現在の第一次防衛計画だけでもこのくらい大きな検査院の指摘が年ごとにあるのであります。
それからあなたの方も、この席でお名前は申し上げませんけれども、かつて森脇メモで疑点をいろいろ抱かれたものが、大臣は知らないと言っておりますが、内部では折衝しておる。うわさに聞きますと、電話でおどかしたという話もあるのです。そうしますと、国防会議の責任を負うべき官房長官がさっきみたいに、ろくに防衛庁法も読んでいないという立場、通産大臣のあなたが御存じないと言う。
森脇メモの大部分は吉村によって証言され、認められておる。その人間に、国防の重要な委託をし、同時にまた、彼の手にさまざまな重要書類が渡っておる。読み上げましょう。森脇氏から提示された書類を見ましても、天川先生あての調査執筆依頼というペン書きのものがあるのです。この発言人は海幕調査一課長であります。山本という印が押してあります。
少くとも、あなたがこの森脇メモというものを大きく世間に出しておいて、相手が否定したからといって、すぐこれをやめるということは、これはとうてい、当委員会の権威にかけても、やめるわけにいかぬ。あなたの目の前で、はっきり高橋さんがこれを否定しておる。私、この前の委員会でも言いましたけれども、無根な事実を並べ立てて人を陥れるようなことになりましては、あなた自体の身分にも関係するのです。
○瀬戸山委員 その点は録音が来たら承わりますが、私はここで当委員会においてしばしば問題になっておりますので、実はこれは先ほど森脇さんも、そういうことは大したことではないじゃないか、こうお話しになりましたので、本来ならばこういうことをこまかくお問いするということはどうかと思いますけれども、しかし当委員会においては、いわゆる森脇メモなるものが相当重要なる資料としてこれが議論の中心になる場合が多いのです。
これを見ますと、ずいぶん森脇メモでも防衛庁関係の人間が天川氏と一緒に酒食をともにしています。そうしますと、まさに防衛庁の綱紀は紊乱その極に達しているといわなければならぬ。そういうことは、しよつちゆうありますか。
もしもあなたが思い返して、あるいは思い出されて、この森脇メモに載った事実をこの委員会で訂正されるかされないかは、今後非常に大きな影響を持つと思うので、これはやはり慎重に考えて御発言願いたいと思うのですが、どうも私、初めからのあなたの証言を調べてみますると、初めの証言とあとの証言とが大へんに食い達っておるのがあなたの証言の持色なのであります。
私が最初に伺いたいことは、今度のこの事件に森脇メモなるものが、新聞あるいは週刊誌等に発表になりまして、私たちが調べている上におきまして、ある面においてはいろいろ参考にもなったわけでございますけれども、このことについて国民の間においても、かなりこれの信憑性、それからどういう意図で森脇さんはこういう調査をなさったものだろうかというようなことがいわれているわけなのでありますが、これらについて最初お答えを願
○山田(長)委員 森脇メモなるものの宴会の開かれておる中に吉村と由比――吉村というのは国防会議の当時の参事官だった吉村氏のことです。それから由比というのは、新三菱の航空機部長です。この委員会で二度ほど吉村証人に来てもらって伺った内容によりますと、最初から思うとだんだん変化して参りまして、会ったこともこの委員会で言っております。
私は何もこれを全部信用しておるというわけじやないのですが、毎日新聞に出ておる森脇メモなるものを見ても相当な数です。私がさらにあなたに伺いたいことは——これはもう知らないはずはないのです。同時にこの人の支払いは現金支払いをさしていない。帳面の支払いをしておる。帳面の支払いをしておることは知つていますか。
それからなお今の御説明によりますと、森脇メモを中心とした事件の取調べによつて、この事件が明るみに出ている証拠関係というものは、特別背任に関する限りははつきりいたしている。特別背任の被疑者をぶち込んで、そうして取調べをするということ自体が、私はどうも行き過ぎがあるのではないか。帳簿の押収もできている、森脇のメモによつてある程度の事実の捜査も完了している。その被疑者を特にほうり込む。
それが急に記事の模様がかわつて、三月四日の新聞に森脇メモ、それに関して河井検事がいろいろの取引という言葉を使つてありますが、そういうことがあるのだという記事が出ている。そしてそのために毎夕新聞の編集の責任者である成田穰という人が身柄が逮捕されておるそうであります。これは森脇が名誉毀損だとして告訴したために逮捕された。
○矢嶋三義君 これで本会議が始まつたようですから副総理に対して終りますが、もう一つ伺いたい点は、例えばこの前の造船利子補給など四億のうちの約三億はリベートに帰つて、そして船会社のほうの個人生活を豊かにするものもあれば、或いは合法的た政治献金、或いは賄賂或いは赤坂、築地等の森脇メモに出ましたがああいう経費、よくいえば交際費、悪くいえば遊興享楽、そういうものに流れているわけですね、約四分の三というものが
それならば承りまするが、犬養法相は昨年の、今問題になつておりまする造船疑獄の根本をなしました外航船舶建造融資利子給補法案が通過いたしまする前後、今相当造船疑獄で問題になつておりまする浦賀船架の多賀という幹部の方と、やはり中川にしばしば出入りをいたしたということを――私どもは事実さような事実があるかないかは知りませんけれども、佐竹メモ、なお決算委員長の田中彰治君のお持ちになつておりまする森脇メモ、かような
ところが遊興飲食税は今問題になつている森脇メモの中川、それは遊興飲食税なんというものは払つていないと僕は思う。そういうものはとらないで、本当の一部だけはとつてあつて、捕捉率は非常に悪い。五〇%ぐらいだと思う。本当に捕捉されているということだつたらもつと私は極端な数字が出て来ていると思うのです。
森脇メモについては自由党の田中委員長が内閣の命取りとなると言うたばかりではない。緒方副総理が、森脇メモは内閣の命取りになるかもしれぬばかりでなしに、与党の不利益になるから発表を差控えるようにと言つたということが新聞に伝えられておるのです。これは国民がみな知つておるのです。わかつておることじやないかと自由党が言われるくらい知れておる。全部知つておるのです。
○井本政府委員 私どもも森脇メモ、佐竹メモというメモそのものを拝見したわけではございませんが、佐竹メモは詳細に新聞に載つております。森脇メモは、決算委員会を傍聴いたしました私どもの下僚の報告によると、発表にはならなかつたように聞いております。
○猪俣委員 そうすると森脇メモと称せられたものの中には、検察庁がすでに調査せられた事実と符合する部分もあるが、違う部分もあるというような御答弁を承つておりますが、佐竹メモと称するものは、やはり森脇メモと同じであるかどうか私どもわかりませんが、やはり幾分かは検察庁でも御調査済みでありましようか、その点を承りたいと思います。
私さつきの御質問に対して、森脇メモと佐竹メモと混同してお話申し上げておりました。森脇メモというのが事実と少し違うということは、よく考えますと国会の雑談で聞いたのでありまして、佐竹メモが事実と違う部分があるということは責任ある当局から中間報告として聞いたのでありまして、これはおわびかたがた訂正いたします。
それは去る二月十九日、すなわち前回の本委員会におきまして問題となりました、いわゆる森脇メモに関してのことであります。
森脇メモはさほど大したものであると私は思わない。田中君がしまつているところに、かえつて重大のごとく印象づけられているだけであると思う。大体十九日に森脇君が田中君個人に出したというのでありますが、いろいろ質問があつたのに対して、その具体的のことは田中委員長のところまで出してあると、こういうのであります。
○柴田委員 今同僚片島委員の問題も、この造船疑獄に関しましては重大な発言でございまして、私もそれらに関する関連質問を用意しておるのでありますが、ただいま同僚杉村委員から、この森脇メモに関する問題が提案されましたので、われわれは十五国会以来、田中委員長が非常に公平な、委員長としての責任を果して今日までやつて参りました経過から見ましも、今日自由党に籍を置かれたと仮定いたしましても、委員長が口ぐせのように
私はたまたまこの森脇氏のいわゆる森脇メモというものを手に入れまして、これを読んでおるのでございまするが、これを見ますと実に驚くべき腐敗内容が列記されておるのであります。しかも森脇陳述によりまして、日本海運とか山下汽船と、森脇の主宰いたしております江戸橋商事との手形の問題が端緒になつて、この問題が生じたという関係が開示されている。
○今澄委員 この造船疑獄の問題では今日までいろいろ論議をされましたが、総理官邸の大臣室において、有田氏が地検に出て行くような打合せを顧問弁護士といたされたり、それからもう一つは時の内則副総理であるあなたが決算委員長を呼んで、森脇メモについて発表を差控えたらどうかということを申されて、しかも決算委員長ともあろうものが——私はうそを言うことは絶対にないと思いますが、決算委員長ともあろうものが、公衆の面前
○今澄委員 私は緒方副総理にお伺いいたしたいのですが、二十日の日の午後緒方さんは、首相官邸に田中衆議院決算委員長を招かれて、森脇メモのことについていろいろお話があつた。どういう意味のことを申されたのか、ちよつとお伺いしておきます。