2016-11-24 第192回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
その中の一つに、山づくりは町づくりという言葉で表現をしておりまするが、かつては森林産業で栄えた町でありますけれども、森林資源の活用については、将来に向けた町政の発展に極めて重要な課題でもありまして、また、地域林業を取り巻く環境は非常に厳しく、価格の低迷や林業の担い手不足により、森林荒廃が顕著になってまいりました。
その中の一つに、山づくりは町づくりという言葉で表現をしておりまするが、かつては森林産業で栄えた町でありますけれども、森林資源の活用については、将来に向けた町政の発展に極めて重要な課題でもありまして、また、地域林業を取り巻く環境は非常に厳しく、価格の低迷や林業の担い手不足により、森林荒廃が顕著になってまいりました。
以前からこの森林荒廃が問題となってきたわけですけれども、地球温暖化問題を契機として人工林の間伐、ここに更に取り組むことが必要だと思っています。 それで、間伐面積二十万ヘクタールの上乗せを目指すという、今度、ことなんですけれども、森林吸収源の対策予算は、この間、緊急の間伐対策の補正予算と合わせて対応してきたと思うんですね。
我々、派遣団は、今回の大災害について、昭和四十七年に同地域を襲った大洪水を上回る正に未曾有の災害であるという事実を踏まえた上で、今まで川内川流域において展開されてきた河川改修事業や農業排水にかかわる事業が及ぼしている影響、あるいは森林荒廃の影響などの究明に加え、さらには鶴田ダムの操作にかかわる問題も含めて、実態の解明に向けた検討を早急に行わなければならないと感じた次第であります。
いろいろ森林荒廃とかそういうのは通常議論をしておりますので、ただ、予算サイドだけは完全に世界の約束は守れるということだけは御理解をいただきたい、これがなければできないということもお分かりいただきたいと思っています。そこで、森林整備を後回しにするとすれば、数値約束は五年間の平均ですから、更に追加の事業費が必要になるわけであります。
次に、昨今の台風、地震による風水害によります森林荒廃の問題について伺いたいと思います。 このたびの台風二十三号に、特に二十三号によりまして、杉やヒノキ林の大規模倒木被害というものが私の地元の岡山県の北部を中心にかつてない規模で広がっております。私も早速現地に視察に行きまして、現地の地元の方が、こんな風害は生まれて初めてだと、経験したと言っておられました。
木材価格の低迷などにより森林荒廃が進み、災害発生の危険性を増大させたことを身をもって体験されたそうであります。その結果、教訓として森林荒廃を改めて大きな課題として認識したそうであります。また、そのことから林業作業道の管理の在り方、伐採現場の管理、林業の在り方等を検討することをきっかけになり、今日の町づくりの基礎を築いているわけであります。
とりわけ、長良川の堤防も今回決壊しておりますけれども、森林荒廃を原因とする災害というのが大変多くなってきています。そういう意味では、山の保水力というものについての抜本的な対策も含めて考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
森林荒廃の原因というものにつきましては、大気汚染とか松くい虫の複合的なものと考えられると思うわけでございまして、そのような点ではこれから大いに研究をして調査をしていく必要があろうと思います。
森林荒廃、特に松枯れが非常にひどくなっております。特に、私の地元広島では目を覆うばかりでございまして、大臣も、広島空港からおりて広島市へ行くその高速道路の両側、まさに死の山が続いております。 森林それから海洋というのは、我々生物の存在を根底から支えている基底部分でございます。この森林の荒廃は、まさに我々の将来を暗示しているような気がしてしようがございません。
○斉藤(鉄)委員 私は、環境とエネルギー、環境と森林荒廃という観点から質問をさせていただきました。環境庁の踏ん張りを期待して、関連質問で石垣一夫君に時間を譲ります。
昨年の渇水あるいは集中豪雨のときにも、森林の整備の状況によって被害の程度が異なってしまったという状況も見聞きしているところでありますから、今後、国土保全あるいは森林荒廃、水資源の酒養といった点から、この森林整備についてどのように取り組まれるか、この点について具体的にお伺いしたいと思います。
ですから、ぜひひとつこれらを含めて、自治省が非常に森林荒廃対策に対して積極的だ、そのことは即過疎の問題に積極的だということにかかっておると思いますので、これらを含めて、最後に今後における地域づくり、地域活性化についてはどのような展望と意欲を持っておられるか、大臣に御方針等についてお伺いをいたしたいと思います。
早期発動、自 作農維持資金等の円滑な融通の確保、つなぎ融 資についての適切な指導、既貸付金の償還条件 の緩和、農業共済金、森林国営保険金、漁業共 済金等の早期支払い、落下果実及びその製品の 調整保管に対する対策等その効率的利用体制の 整備、被害果樹の管理等に関する技術指導、被 害による規格外米等の円滑な流通の確保、米穀 予約概算金の利子の減免、農作物種子及び果樹 苗木の確保、被災森林・荒廃
よって政府は、今次の台風による災害に対処し、天災融資法及び激甚災害法の早期発動、自作農維持資金等の円滑な融資の確保、つなぎ融資についての適切な指導、既貸付金の償還条件の緩和、農業共済金、森林国営保険金等及び漁業共済金等の早期支払い、被害果樹の管理等に関する技術指導、被害による規格外米等の円滑な流通の確保、米穀予約概算金の利子の減免、農作物種子及び果樹苗木の確保、被災森林・荒廃林地の復旧、各種事業の実施
我が国の森林荒廃の原因、要因は、国有林の場合は財政の収支的均衡を回復することばかりに目を奪われ、経営の合理化、効率化が一面的に追求されたことが最大の要因であると思います。民有林の場合には、林業労働力の絶対的な不足に加えて長期にわたる木材価格の低迷による林家の経営意欲喪失が主な原因であろうと思います。
そこへ雨が降ればたちまち森林荒廃の原因になる。 そういうような伐採のあり方でいいのか、これは日本自体がやはりそういう問題を深刻に反省しなければいかぬじゃないか。同時にまた、そういう森林破壊に対しても植林をして森林を回復するということにも最大の努力をしなければいかぬということですが、局長、この辺のところはどういうふうな対策をとっておられるか、これからの対策も含めて聞かせてください。
中核的存在であるべき国有林野にあっても、乱伐や手抜き造林による森林荒廃が増大しているというのが現状であります。しかも、国有林野事業は一兆七千億円にも上る累積債務を抱え、現状のままでは国民のための山づくりなど到底その公共的使命を果たし得なくなっており、緊急に抜本的な改革を必要としております。
地域全体の大きな問題でございますから、そういう意味で、山の保水力を低下させるような森林荒廃というのは、一個人が持ち主であったとしても、その影響の大きいことを考えれば、今長官から話があったようにきちっとして対応を強化してほしい、こういうふうに思うのであります。それが結果的には国土の保全という問題を本当に効果あらしめる手段ではないかと私は思うのです。
現下の森林荒廃の状況に対処し、森林の持っております水源涵養等の公益的機能の維持確保を図るためには、その積極的な整備を図っていくことが緊急な課題となっております。
それから次に、先ほどの二つ目の質問でございます水源税新設のことでございますが、現下の森林荒廃の状況から、国土を守り水をはぐくむ森林の整備をすることが緊急の課題となっていることは先生御指摘のとおりでございます。
熊本県の秋吉太平というお方が毎日新聞に書かれておる文章でございますが、「森林荒廃防ぐ道」という題で書いておられます。これによりますと、今日森林が荒廃していくのは、結局経費倒れが多いからであって、殊に搬出費——材木を運び出す経費が高いのでこれを軽減する方策を講ずることがまず第一だ、こう書いてあります。
森林荒廃を防ぐための立法化ですね。そこまではとてもできない問題であるかどうかということです。
○説明員(依田和夫君) ちょっと、先生の御質問の趣旨に十分合う答弁になりますかどうかでございますが、現在、森林荒廃を防ぐ方策といたしましては、森林法の中に保安林制度というものがございまして、森林を保安林に指定いたしまして、この保安林についても、水源涵養保安林からいわゆる土砂崩壊防備林といったような保安林、さらには魚つき林といったような魚をふやすといったような保安林、非常に広範な保安林がございますが、