2010-03-16 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
そして二枚目が、今、中海がどうなっているかということなのですけれども、堤防が二つあります、大海崎堤防と森山堤防。ここで囲った内側を干拓をしようと、一部干拓をしようという計画であったわけですけれども、中止されましたので、この堤防は存在したまま放置されております。そして、この堤防の内側の水が大分劣化しておりますので、森山堤防、上の方の堤防ですね、ここを昨年開削をいたしました、六十メートル。
そして二枚目が、今、中海がどうなっているかということなのですけれども、堤防が二つあります、大海崎堤防と森山堤防。ここで囲った内側を干拓をしようと、一部干拓をしようという計画であったわけですけれども、中止されましたので、この堤防は存在したまま放置されております。そして、この堤防の内側の水が大分劣化しておりますので、森山堤防、上の方の堤防ですね、ここを昨年開削をいたしました、六十メートル。
実は今、森山堤防の五十メートル開削のシミュレーションをやっています。その前に、二百メーターの二カ所の開削で水位と水質は変わらないという結果が出ているわけでありますが、たかだか五十メーターで一カ所で、当然、この結論というのは、水質、水位は変わらないと予測されると思いますけれども、政府参考人としてはどのように、ほとんど変わらないというふうに予測されますかどうか、お尋ねをいたします。
ただ、堤防の開削につきましては、地元の要望によりまして、森山堤防あるいは大海崎堤防は既に道路として利用されておりまして、かなりの交通量があるということから、この開削というものは非常に困難であるというふうに考えております。 それからまた、しゅんせつくぼ地の埋め戻しにつきましても、このしゅんせつ自体は、河川法に基づきまして適正に実施をしたものでございます。
○山本(喜)委員 今、確たる原因はわからないというふうな答弁だったと思いますが、農政局が九九年一月二十六日に本庄工区水産調査専門委員会というところで、森山堤防、大海崎堤防を開削した場合の水質改善、それから漁獲量の予測というのを出しているわけです。それによると、漁獲量が二・七倍になるという農政局の予測でございます。
また、サルボウ以外の貝類につきましては、昭和四十二年に約二百トンであったものが、平成十四年には三十トンに減少しておりますが、森山堤防造成がピークとなりました昭和五十三年前後には約七百トンと、むしろ大幅に増大をいたしております。 以上のように、漁獲高は堤防の造成にかかわらず増減をいたしておりまして、両者の間に明確な関連は見られない状況にございます。
だとすれば、本庄工区の森山堤防も大海崎や馬渡堤防も撤去して、もとにあった状況に戻して、水質が浄化されて、魚や人が泳ぎ、浸水被害におびえることのない地域社会を実現することが私は国の責務であると考えています。 堤防開削を強く求めたいと思いますが、もう一度、恐縮ですけれども、大臣の御見解を聞いて、終わりたいと思います。
○山内分科員 農水省の本庄工区水産調査専門委員会が平成十一年一月に提出した報告書によりますと、干陸を中止して森山堤防と大海崎堤防を両方とも二百メートル開削し、かつ潮汐に応じて中浦水門を開閉した場合には、海水の流量が千トンもふえ、本庄工区での水質浄化に最もプラスになる。漁獲高も、堤防開削により、例えば現状ではアサリが適応する範囲は六二%ですが、開削した場合には九四%まで拡大する。
こちらの森山堤防、こちらの大海崎堤防、双方とも開削して、日本海からの海水が流入できるよう、流れをよくするようにしてほしいという要求が一番強いのです。 だから、これだけたくさんの予算、機械を入れるよりも、一番手っ取り早いのは、この森山堤防、大海崎堤防を、漁民の人、地元が望むように開削すべきだというふうに私は思うのですけれども、水産庁長官、いかがでしょうか。
御案内のとおり、森山堤防あるいは大海崎堤防を一部開削した場合、本庄工区の水質には一定の影響が見られるという点でございますけれども、本庄工区以外の中海にはほとんど影響を与えない、あるいは宍道湖につきましても塩分濃度以外の水質には全く影響を与えないというふうな結果であったというふうに承知をいたしております。
農水省が責任を持った本庄工区の中だけの水産利用の予測、この水質の水理工学的な観点からの予測ケースがあるわけですけれども、水産利用の場合、この検討委員会はケース三をとって、森山堤防、大海崎堤防、ともに百五十メートルの開削で海水交通量が現況よりは少なくなるケースをとっておりますけれども、それでも、農業利用の場合よりも水域全体の水質は水産利用の方がよくなっている。
○渡辺(好)政府委員 森山堤防にパイプを埋設いたしまして潮通しをする、それによって水産振興の効果等を把握するという計画があることは承知いたしております。 ただ、パイプの設置方法等にきまして現在まだ調整がとれておりません。調査事業にも着手されておりませんので、今後専門家の意見を聞きながら、調査の目的にかなうように適切に決定されることを期待いたしたいと考えております。
北部承水路だけじゃなくて、きちっと森山堤防とか大海崎堤防にも通すべきじゃないかと思いますし、パイプも直径二メーターということですが、外径なのか内径なのか、そういうところもちょっと伺いたい、このように思います。
ここには大海崎堤防というところと森山堤防、この二つは農道として現地の方々が使っているわけなんですけれども、ここに北部承水堤というものが結局つくられる。ここに対して農道をつくるということを県は決めたんだと。しかし地元からは、ぜひ開削をやってほしい、それによって魚の流れがどうなるかということについてぜひ調査をしてほしいというような要望も出ておりました。