1958-07-01 第29回国会 参議院 商工委員会 第5号
ところが、反対に生産は当時はやみ生産と申しておりましたが、実際表面に出ておるものは十九万八千梱程度でありますけれども、実際は二十二万梱以上できておるのではないか。こうした反対現象がむしろ逆に滞貨の増大をはかっておるということが問題ではないか。
ところが、反対に生産は当時はやみ生産と申しておりましたが、実際表面に出ておるものは十九万八千梱程度でありますけれども、実際は二十二万梱以上できておるのではないか。こうした反対現象がむしろ逆に滞貨の増大をはかっておるということが問題ではないか。
それから綿につきましては、昨年度に最近三箇月ばかりは二十万梱を越えておりますが、年間を平均いたしますと、大体十九万梱程度の生産のベースということになるわけでございますが、これにつきましても、今年度におきましても、大体年間を通じまして平均十八万梱程度の生産は維持できる。
先ず生産量の問題でありまするが、綿製品需給の見通しは、内外の政治、経済情勢、景気の動向等に左右せられる面が多く、確実なる推定は困難でありますが、差当り数カ月の問題としては、内外の需要の急激な伸長も期待できないので、綿糸月産十五万梱程度で十分需要を充足できるように考えられるのであります。
これが今年の一月、三月の間におきまして八万一千梱程度のものが政府の原綿によります内地用綿糸の数量でありまして、この八万一千梱に相当いたします原綿につきましては、政府の払下げでございますから、一定の価格をもちまして払下げをいたしております。その払下価格から紡績の工賃を積上げ式に計算をいたしまして、従来の八万一千円という綿糸のマル公がきまつておつたのであります。
併しこれは相当楽観的な見方をいたしておりますので「この数字からなお相当削減される要素ができて来るということになつて参りますと、来年の生産の平均は月平均いたしまして十四万梱、或いは十三万五千梱程度の生産にとまるということも考えられるのでございまして、いずれにいたしましても、それまでの、いわゆる新編の出廻つて参りますまでの期間、できるだけ原料の食い繋ぎをいたしまして、生産を上げられるだけ上げて参るという
の米綿ができるということになりますれば、従つて古い綿、新らしい綿が相当売物に出て参るということから、一月分くらいは繰上げて綿を使い得るということも考えられますので、現状の程度を以ていたしますれば、大体今考えております来年十月には十六万梱を作るという計画は、遂行上差支えがないのではないかというふうに考えるのでございまして、そうなりますと、現在の生産が大体十一万梱から十二万梱の間でございますので、四万梱程度
この第一次の一万梱は大体漁網工場で受取つておると思いますが、第二次の八千梱の分については貿易品に振当てられておりまして、八千梱の中でおそらく二千梱程度を漁網業者が受取つて、あとの六千梱というものが不渡りになつておる事実があります。
これに対して原綿の輸入に対しまする懇請も相当数量の繰越を見込みまして、約百二十万梱程度の輸入を懇請しておりますが、現在のところといたしましては、なおこの買付につきましては、まだ確たる見透しはございませんが、本年の秋の米綿の作柄その他によりまして、結局日本に供給せられる数量もおのずから決定せられると存じます。
一方、そのほかの資材につきまして大体のことを申し上げますと、綿糸につきましては、これは綿花の量に直しまして、大体水産局の方からの御要望といたしましては、年間八万梱程度のものを御要求になつておるように私どもはおぼえておりますが、それに対して二十二年度は、おそらく半分に達するか達しないかという程度の割当しかしていないと思うのであります。
それから漁網綱の問題でありますが、漁網綱はこれも度々御説明をいたしましたので、御了解頂けると思いますが、大体一期分一万梱程度漁業用に配当されております。昭和二十一年度の実績は三万二千梱程度であります。
第一回は從來手持でありました分、一万梱程度を割当てました。その後魚網の工場が非常に復旧しておりませんので、割当てたものだけがどうも糸になり網にならなかつたのであります。從つてその次の割当がずつと減つて参りまして、結局、結論においては、たしかに昨年度の割当が三万数千梱とというふうなことに相成りました。それでそれが順繰りに遅れて來ております。
現在認めておりますのが全部完成いたしますれば、大體六万梱程度は處理できる。從つて現在の製網工場の能率はたしか倍ぐらいになる。さういたしますれば大體漁網の需要量を滿たすだけの原料は捌けるというような見當に相なつております。この點は私どもといたしまして十分製網工場を分散的に配置いたしまして、能率を上げることについては考慮してまいりたいと考えております。