1975-07-03 第75回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
去る六月の十六日ごろから梅雨前線活動が非常に活発になりまして、第一波、第二波、第三波と、第三波で熊本を中心としまして、あるいは宮崎県のえびのを中心としまして集中豪雨が起こりました。その後は梅雨前線は一たん南下しまして、本州の南海上に去りましたけれども、昨日から再び前線活動を強めまして、奄美大島地区でもって四百ミリを超す大雨となっております。
去る六月の十六日ごろから梅雨前線活動が非常に活発になりまして、第一波、第二波、第三波と、第三波で熊本を中心としまして、あるいは宮崎県のえびのを中心としまして集中豪雨が起こりました。その後は梅雨前線は一たん南下しまして、本州の南海上に去りましたけれども、昨日から再び前線活動を強めまして、奄美大島地区でもって四百ミリを超す大雨となっております。
しかしながら、今回のような台風八号とそれから梅雨前線活動に伴った集中豪雨といったような、一つ一つの個々の異常気象については、直接それを結びつけるということは、ちょっと困難じゃないかと思います。
例をあげますと、梅雨前線活動によらない被害、たとえばことしの三日十九日ごろですか、かなりの雪が降りました。これによって、山口県でもそうですが、よその県でも被害をこうむったところがあると思うのです。ところが、これを自前でやれといっても、なかなかやれるものではないのです。今日有線放送の問題がいろいろ農村では再認識をされ、問題化されておるわけです。
それは、おたくのほうは必ずしもそうじゃないと言われるかもしれませんが、今度の梅雨前線の活動によるところの被害は、一連の梅雨前線活動ということでとらえられて、六月なり七月なり、あるいは今後もあるかもしれませんが、そういうものを一括して激甚災害の適用をされた。きわめて当然だと思いますが、私どもが認知をしておる限りでは、かなり幅を持たれたような気がするのです。
○大村委員 総理府にお尋ねしますが、昨日の委員会で、六月の十七日から二十一日にかけて、さらには七月の上旬、さらには七月の二十二日から二十三日にかけて、いわゆる梅雨前線活動によってもたらされた集中豪雨の被害は、合算をして激甚災害の指定、適用をするのだということでございましたが、当然この中には山口県も含まれると思いますが、その点については明確にしておきたいので、御答弁を願いたいと思います。