1952-05-07 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第28号
午後一時頃自労約七百名を先頭に、学生隊約千三百名が続き、府庁正面前に差しかかりますと同時にジグジグ行進に移りまして、国警隊長官舎前に停車したトラツクの上から大山郁夫、木俣秋水、梅林信一氏らがデモ隊に声援いたし、メーデー歌、赤旗、プラカードの波の中でデモがいよいよ高潮に達したのでありますが、かような状況下に学生隊に続きまして北鮮の金日成の肖像画を押し立てた北鮮旗数旒を靡かせて朝鮮人が約七百名到着をいたしまして
午後一時頃自労約七百名を先頭に、学生隊約千三百名が続き、府庁正面前に差しかかりますと同時にジグジグ行進に移りまして、国警隊長官舎前に停車したトラツクの上から大山郁夫、木俣秋水、梅林信一氏らがデモ隊に声援いたし、メーデー歌、赤旗、プラカードの波の中でデモがいよいよ高潮に達したのでありますが、かような状況下に学生隊に続きまして北鮮の金日成の肖像画を押し立てた北鮮旗数旒を靡かせて朝鮮人が約七百名到着をいたしまして
そして六番目に、十二月七日、越年総蹶起大会の責任者、全官公議長梅林信一氏を、一年前の京都交通労働組合年次大会における問題を取上げ、暴力行為容疑として他の四名とともに逮捕しておるのであります。ところが判事は、十二月九日の午後三時二十分、つまり大会のあつた当日でありますが、勾留の理由なしとしてこれを釈放しておるのであります。
次に三十六ページでありますが、十二月九日の円山大会の責任者である全官公京都地協議長梅林信一氏が、十二月七日に、一年前の京都交通労働組合年次大会における問題を取上げ、これを暴力行為の容疑で当局は逮捕しておるのであります。そして十二月九日の午後三時二十分に、勾留の理由なしということで釈放された事実があります。
○押谷委員 梅林信一氏を逮捕し、勾留し、釈放いたした、この日時なり、その関係は、ただいまおつしやつた通りでありまして、間違いございません。われわれの調査の結果からいたしますと、これが計画的な弾圧という目的を持つてなされたとは認めておりません。
さらに十二月七日になりまして、十二月九日の越年総蹶起大会、この大会の責任者であるところの全官公の議長の梅林信一氏を、一年前の京都交通労働組合年次大会における問題を取上げまして、暴力行為容疑として、同氏外四名を逮捕したのであります。このことは、実際は十二月九日のこの集会をやはりじやましようという政治的な意図のもとになされたというような印象を大衆は受けておるのであります。