1955-12-12 第23回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号
向うの刑務所におきます取扱いは、今も申されましたように、少量の白米をまぜましたところのコウリャン食で、副食はとてもお話にならないような梅ぼし等によって食べさせられておる。それから寒さ暑さ、ノミや蚊等の責め苦は一通りでないということであります。それに病気にかかりましても、何ら医薬の支給等もなく、まして医療等のことがなされておるような事実は全然ございません。そのような状態に置かれておるのであります。