2016-03-09 第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
地元鹿児島市では、これらの噴火を想定してハザードマップを作成し、また、鹿児島県等で構成されている地元の火山防災協議会では、この想定に基づき、桜島島内からの住民の避難等の防災計画を策定しているところです。 気象庁としては、今後とも厳重な観測監視に努めるとともに、地元火山防災協議会と密接に連携しながら、正確でわかりやすい情報提供に努めてまいります。
地元鹿児島市では、これらの噴火を想定してハザードマップを作成し、また、鹿児島県等で構成されている地元の火山防災協議会では、この想定に基づき、桜島島内からの住民の避難等の防災計画を策定しているところです。 気象庁としては、今後とも厳重な観測監視に努めるとともに、地元火山防災協議会と密接に連携しながら、正確でわかりやすい情報提供に努めてまいります。
○野間委員 今いろいろお聞きしますと、桜島という島、島内で大規模な噴火が起きたとしても、島内の住民の避難等をしておけば問題にならないだろうというお話も聞くわけでありますけれども、もし本当の噴火が起きた場合、避難の問題とか、そういったことについて、今のところもまだ桜島島内だけの対策に限られていると考えていいんでしょうか。
次いで、桜島島内の視察を行いました。まず、京都大学防災研究所附属火山活動研究センターを訪問し、山本助教より、桜島の火山活動の現状と今後について説明を受けました。説明によれば、観測坑道における傾斜とゆがみを高精度に観測すると爆発的噴火が起こる直前に変動することが分かっており、火山活動の予測に活用しているとのことです。
それから、二百二十四号、桜島島内の一般国道でございますが、これは先ほどの二百二十号と桜島口でつながっておりますけれども、御質問の古里、下村地区を含めまして、桜島口から桜島町—赤水間十一キロについて防災性の向上と交通隘路の解消を目的として現道拡幅、橋梁かけかえ等を実施しております。全体事業費が大変大きいというようなことで、人家の連檐状況、土石流の発生状況等、事業効果の大きいところから進めております。
鹿児島市内の小中学校では、国の助成を得てプールに簡易開閉式上屋を設置し、また、桜島島内では本格的な上屋を設ける等の対策を実施しており、我々も降灰の中を上屋つきプールで元気に泳ぐ児童を見て安心いたしましたが、市の教育長から、今後市内及び島内の全校にプール上屋を設置していきたいので予算の確保をお願いしたい、また、校庭の降灰除去に対する公立学校施設災害復旧費国庫負担法の採択基準が厳し過ぎるため、市内五十九校
その他の被害といたしましては、土石流の発生によりまして、桜島島内道路の一時通行どめが行われまして、六月の八日、国道二百二十四号線、それから県道桜島港黒神線、それから六月十日には県道桜島港黒神線、それぞれ記載してございますような時間、一時的な通行どめが行われております。 また、火山灰の付着等に起因いたします停電が六月の二日、三日発生いたしております。
それから二番目に、噴石による被害といたしましては、自動車の窓ガラスの破損などが起こっておりまして、六月の七日、桜島島内の鹿児島市の高免町におきまして十一台のフロントガラスが破損いたしました。
桜島島内に居住する者はもちろん、対岸の鹿児島市、錦江湾を隔てる垂水市、鹿屋市、その他たくさんの町が筆舌に尽くしがたい被害に遭っている事実を、大臣以下関係省庁の皆さんはもちろん災害対策特別委員の皆さん方にもぜひ御理解をいただきたい、このことをまず強調したいと思います。 参考までに、私事を申し上げて恐縮でありますが、私の妻は桜島町の出身であります。
○上西委員 最後にお尋ねしたいのは、今児童生徒のことについてお答えいただきましたけれども、実は桜島降灰の非常にひどい地区では、プールに水を張って、これからというときに、例えば夜爆発があったら、次の日は水をかえてプールの清掃をしなくてはならない、こういうことが頻発をし、おかげで桜島島内の鹿児島市立の小中学校、桜島町立の小中学校はプールが屋内化されているわけです。
さらに有機質資材をあわせ施用する地域は、桜島島内及び垂水市のようなボラ土壌地帯、そういうふうになっております。これは、これらの地域が降灰量が著しく多くて、かつボラ土壌であるために、農作物の正常な生育を図るには土壌の緩衝能力を高める必要があるということでございまして、私どもの試験研究結果に基づいてこのようにしているわけでございます。
それで、この防災営農対策の事業に基づきます整備計画は、当初昭和四十八年度桜島島内を中心にごく限られた地域で実施いたしてきたわけでございますけれども、その後の火山の活動状況等にかんがみまして、対象地域の拡大、事業内容の充実を図ってきているわけでございます。
現在、桜島島内には数千倍の地震計が気象庁四カ所、大学七カ所に設置されて、すべてテレメーター化されて集中記録で監視されておる状態でございます。 山頂噴火の前兆現象についての過去の教訓はございません。
桜島島内の隆起の状態は、南北でその速度の違いがあるだけでして、そのほか特に部分的に異状を示すようなことは、目下のところ見つかっておりません。したがって、今後肝要なことは、地殻変動の観測をさらにひんぱんに実施する必要があります。このための対策としては、水準測量は人手と時間が非常にかかりますので、光波測距儀により地盤の水平の動きを監視することで観測強化をはかるつもりでございます。