1992-03-25 第123回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
県を初めとする自治体等の関係者の御説明によりますと、桜島南岳は昭和三十年以来、現在に至るまで、断続的な火山活動を続け、いまだその活動は終息しておらず、その降灰は県民の日常生活や生産活動にはかり知れない支障を及ぼしております。 特に、降灰の著しい垂水市海潟地区では、本年の一月と二月で、昨年の降灰量八千五百六十二グラムの二・七倍、二万三千二百グラムが観測されております。
県を初めとする自治体等の関係者の御説明によりますと、桜島南岳は昭和三十年以来、現在に至るまで、断続的な火山活動を続け、いまだその活動は終息しておらず、その降灰は県民の日常生活や生産活動にはかり知れない支障を及ぼしております。 特に、降灰の著しい垂水市海潟地区では、本年の一月と二月で、昨年の降灰量八千五百六十二グラムの二・七倍、二万三千二百グラムが観測されております。
桜島南岳は、資料の参考にもありますように、本年は、記録的な昨年の活発化の状況に比べまして、爆発回数等の観測値は減少してはおりますが、依然として活発な火山活動を続けてまいりましたところ、十一月二十三日十六時二分に、ことし二百六回目の爆発がありまして、その噴石は山ろくまで達し、被害が発生いたしております。
桜島南岳は、資料の「参考」にもありますように、本年は、記録的な昨年の活動状況に比べまして、爆発回数等の観測値は減少してはおりますが、依然として活発な火山活動を続けてまいりましたところ、十一月二十三日十六時二分にことし二百六回目の爆発をしまして、その噴石が山ろくまで達し、被害が発生いたしました。
桜島南岳を中心にした距離区分からの被患率という、これは報告の中にも出ているじゃありませんか。
○原田立君 大臣ね、地元気象台によりますと、五十四年から五十八年までの五年間に桜島南岳で噴出した火山灰の総量、これは四千六百十万トンだというんですね、御存じだと思うんですけれども。これはべらぼうな数字ですよね。
御案内のとおり、桜島南岳は昭和三十年以来現在に至るまで断続的な活動を続けておりまして、今年に入ってから六月二十六日現在で爆発回数は既に百八十三回の多きに達しております。特にこの六月四日には、いわゆるとか灰と称される降灰に見舞われ、鹿児島地方気象台構内において一日に一平方メートル当たり千八十グラムという降灰の観測開始以来の記録的な量に達したのであります。
○新盛委員 鹿児島県の桜島南岳が、この秋口ごろから再び活発な活動を続けております。もうすでに、ことしまだ一年にならないのでありますが、百回を超える爆発を続けておりますし、最近では、火山の噴出物の中に熱雲と称される、いわば火山ガスでありますが、こうした現象が出ております。京都大学の火山観測所あたりでも、そういう実態について把握をしておられるわけであります。
桜島南岳は昨年秋以来活動が活発となりまして、ことしに入りすでに爆発回数は十月六日現在二百十二回に達しております。このため、噴石、空振、火山れき、降灰等による農作物、自動車、建造物等に被害が発生し、またことしの夏は噴煙活動が活発な上、晴天続きで連続して東風が吹いたことにより、鹿児島市街地はかつてない大量降灰に見舞われました。
桜島南岳は昨年秋以来活動が活発となり、ことしに入りましてすでに爆発回数は百九十四回に達しております。このため噴石、空振——これは空気のふるえでございます。それから火山礫、降灰等により農作物、自動車、建造物の被害が発生し、またことしの夏は活発な噴煙活動とともに雨がきわめて少なかったこと、また東風が継続して吹いたことによりまして、鹿児島市街地はかつてない多量の降灰に見舞われたわけでございます。
目下噴火中の桜島南岳の直下にある垂水市においては、先ほどのビデオにもありましたように、過去何回か噴石まじりの降灰によって国道を通過中の自動車の窓ガラスが割れるなどの被害を発生しておる。このように危険にさらされておりながら、垂水市は現行の避難施設緊急整備地域に指定されていない。ために、避難所の設置がございません。
その後火山全体といたしましてはやや鎮静の方向に向かっているのでございますが、御案内のとおり桜島南岳には二つ火口がございまして、昨日活動いたしましたのは、本火口のヘリの高くなったところがございますが、その南東の火口のふちの上にまたもう一つ火口があるのでございまして、そこが活動したわけでございます。
十七日は鹿児島県に入り、まず、県庁にて県内農林水産業の概況と要望を聴取した後、西桜島町の桜島南岳の火山活動に伴う農林業の被害状況をつぶさに調査し、翌十八日は南薩農業水利事業の現況と頴娃町を含む地区の県営畑地帯土地改良事業の実情を調査して、全日程を終了した次第であります。
桜島南岳は、昨年秋以来活動が活発化し、十月二日には最近まれな大爆発を起こし、多量の噴石が三合目以上の山腹をおおい、各所に山火事を発生せしめ、幸い人的被害はなかったものの、その後連続的に発生する爆発や噴煙活動による降灰等により、地元桜島をはじめ近隣市町村に多大な被害をもたらし、今後、大爆発が発生すればもちろんのこと、噴煙が長期化するだけでも農作物等が致命的な影響を受け、桜島の農業経営は危機に瀕し、住民