2018-02-16 第196回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
次に、これらの案件視察を通じて必要と考える今後に向けた支援について申し上げます。 まず、投資環境の改善についてであります。 パプアニューギニアでは、政権が今後経済成長を最優先する意向を示しています。海外からの投資拡大が見込まれ、日本企業に投資を求める声は強いものがあります。
次に、これらの案件視察を通じて必要と考える今後に向けた支援について申し上げます。 まず、投資環境の改善についてであります。 パプアニューギニアでは、政権が今後経済成長を最優先する意向を示しています。海外からの投資拡大が見込まれ、日本企業に投資を求める声は強いものがあります。
このため、マレーシアでの案件視察等はやむなく中止し、インド及びベトナムの両国において、我が国のODA案件の現状と課題につき現地調査を実施したほか、援助関係者や日本企業関係者と意見交換を行ってまいりました。 本日は、調査を通じて得られました所見を中心に、その概要を御報告いたします。 まず、インドについて申し上げます。
各国での政府要人等との意見交換や我が国援助案件視察の際、現地在外公館やJICAを含め、これらの皆さんの支援、協力に対する謝意を受け、献身的な取組が我が国に対する信頼感の醸成に大きく寄与していることを実感いたしました。現地社会、人々への貢献という使命感と誇りを持って取り組んでおられることを改めて敬意を表したいと思います。
今回の調査は、こうした背景の下、超党派の四名の議員で、ベトナム、ラオス、カンボジアのメコン地域三か国における我が国のODAの実情につきまして、社会経済インフラ整備や域内の格差是正に対する取組状況を、できるだけ多くの案件視察や、可能な限り多くの関係者との意見交換などを通じて理解することを目的としたものであります。 まず、ベトナムでは、ハノイ、ホーチミンを四日間精力的に視察しました。
中国では、案件視察に先立ちまして遼寧省常務副省長と意見交換を行いました。副省長からは、これまでの円借款に対する深い感謝の意が示されるとともに、引き続きその供与を願いたいとの意見が述べられました。中国は感謝の気持ちが薄いなどとよく言われるところでございますが、感謝の度合いについては中央と地方で温度差があるのではないかとも感じました。