1953-05-25 第16回国会 衆議院 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第4号
また長期の計画を立て、日本経済の根本的延直しをなすとともに、社会保障制度を拡充し、もつて国民生活の安定をはからなければなりますまい。また財政と金融との総合的調整をはかり、極端なるインフレと極端なるデフレを防止して行かなければなりません。ことに中央、地方を通ずる税制を改革する必要にも迫られているのみならず、今日の税金の取立ては、強制的割当であり、また収め奪うところの収奪化いたしておるのであります。