1954-03-03 第19回国会 衆議院 文部委員会 第12号
私はもつと強く言うならば、県教育委員会あるいは正大都市くらいにこの範囲をもしきめるといたしますならば、それはもう地方教育委員会制度の根本理想あるいは精神というものを、蹂躪するものであるから、これはやめてしまつた方がよろしい、弊害あつて一利なし、こう私は思うのでございますが、この点に関する辻原君の御答弁をお願い申し上げたい。
私はもつと強く言うならば、県教育委員会あるいは正大都市くらいにこの範囲をもしきめるといたしますならば、それはもう地方教育委員会制度の根本理想あるいは精神というものを、蹂躪するものであるから、これはやめてしまつた方がよろしい、弊害あつて一利なし、こう私は思うのでございますが、この点に関する辻原君の御答弁をお願い申し上げたい。
(拍手)日本の外交政策のアジアに対する根本理想は何かということに対しても、善隣関係を確立したいということをはつきり申しております。また世界政策の理想についても何ら聞くところなしというようなお話でありますが、これはりつぱに国際連合の趣意に従つて、方針に従つて日本国は世界の平和に貢献したいということを、はつきり申しております。
そういたしますと、これは電波法が折角作られた、官庁から会社或いは各個人の無線というものを国際的な視野から考えて、或いは電波というものの特質から考えて、電波法と一本の法にしなければならんという根本理想に非常に反するようでありまして、我々はこうあつてはならないと思つているのでございますが、今申上げましたように、正式に私共の方に相談はまだ参つておらない次第でございます。
新しい憲法にうたわれている根本理想を生かすか、はたまた一片の死文化するかは、実に彼ら次代の青少年の双肩にかかつているのであります。 さて、戰後われわれは青少年の不良化を嘆く声を至るところで耳にするのであります。毎日の新聞をにぎわしている青少年の犯罪は、読む者のひとしく戰慄を禁じ得ないものがあります。
本案は、日本國憲法の実施の伴いましてその根本理想である基本的人権の尊重の線に即應するように、刑事手続を全面的に改正する必要から提案されをのでありまして、七編五百六箇條から成り立つ、すこぶる厖大な法案であります。
○鈴木國務大臣 ただいまの御質問はごもつともでありますが、目白だけを証拠とせず、できるだけ客観的な証拠をもつて有罪、無罪を決定することは、刑事訴訟の根本理想でありまして、できるだけその方向に向つてあらゆる施策を完備していきたいと考えておる次第であります。