1969-07-12 第61回国会 衆議院 本会議 第60号
先日来の地方行政委員会の質疑の中で、空港の水を根本名川水系に放流せしめる計画を発表した。その中に、増水時には堤防を越えてはんらんせしむる越流堤方式を実施しようとしているのであります。この越流せしめた濁流は民有水田に重大な損害を与える結果になるが、この責任はだれが負うのか。この質問に対して、国有地があるので、そこに遊水せしめるから、民有地には一切被害は与えない、と彼は答えたのである。
先日来の地方行政委員会の質疑の中で、空港の水を根本名川水系に放流せしめる計画を発表した。その中に、増水時には堤防を越えてはんらんせしむる越流堤方式を実施しようとしているのであります。この越流せしめた濁流は民有水田に重大な損害を与える結果になるが、この責任はだれが負うのか。この質問に対して、国有地があるので、そこに遊水せしめるから、民有地には一切被害は与えない、と彼は答えたのである。
○南部説明員 空港建設に伴います空港敷地に降ってくる雨水の処理につきましては、私ども建設省といたしましては、いま先生御指摘の御意見のように太平洋のほうに流していくという方法、あるいはいま最終的にきまっております根本名川水系に持っていくという方法、それらにつきましていろいろ検討はいたしたわけでありますが、最終、根本名川に至りますまでの経過を申し上げますと、もちろん両方についての検討はいろいろいたしております
○今井参考人 おっしゃるとおり、空港予定地の排水につきましては根本名川水系に集中させるという計画で、これは公団あるいは運輸省、建設省、県というふうなところで協議をいたした結果そういうことになったわけでありますが、公団のほうの担当理事の高橋君が同行してまいっておりますので、高橋君のほうから御説明させていただきます。
それからもう一つの根本名川水系につきましては利根川の合流点、下流のほうにつきましてはすでに一部、これはかなり安全度の低い改修でありますが、やっておりますが、上の根本名川本川、あるいは支川、取香川、小橋川というふうないわゆる根本名川水系の上流地域一帯につきましては、本来河川法の適用も受けず、自然のままのいわゆる普通河川と称しておりまして、改修も行なわれていない地帯だったわけでございますが、空港建設に伴
これは根本名川水系全部にわたって明細に出してもらいたい。