1978-04-25 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
たとえば、土地改良事業、土地基盤整備事業等は関係の地区について実施する必要があるわけでありますから、具体的に申し上げますれば、成田用水事業だとかあるいは根本名川の土地改良事業だとか、そういった土地基盤整備事業につきましては、農林省が直接関与し、予算も計上して、あるいは水資源開発公団等に予算を配賦してやらせる、そういった関与はしているわけであります。
たとえば、土地改良事業、土地基盤整備事業等は関係の地区について実施する必要があるわけでありますから、具体的に申し上げますれば、成田用水事業だとかあるいは根本名川の土地改良事業だとか、そういった土地基盤整備事業につきましては、農林省が直接関与し、予算も計上して、あるいは水資源開発公団等に予算を配賦してやらせる、そういった関与はしているわけであります。
○参考人(池原武一郎君) またさっきの「幹」の字のことに戻りますですけれども、この問題につきましても、実は新聞記事に載っていた表示というのは新幹線の中心線の位置を表示したものでございまして、これにつきましても、いろいろな事情を考慮して「新線」という表示にしましたんですけれども、地元の一部土屋地区、つまり根本名川の橋梁をやっている地区の方々は、工事も始まって、「新幹線」と書いてくださいと、書いてもよろしゅうございますということであったので
そうしますと、県の側が新幹線工事として認めたのではない——根本名川の橋脚工事ですね。それで、これは在来線の延長であると、こう言って住民側に対して防戦しているわけですよね。このことは一体どういうふうに認識されますか。事実が違うわけだから、その認識をどうなさるかということをちょっと大臣から聞かせてください。短い時間しかいらっしゃらないようですから。
つまり、根本名川の橋梁工事についての河川管理者に対する申請書ですね。ここに目的として「成田空港新線根本名川橋りょう架設のため」というのが目的になっています。 初めに私は公団にお伺いいたしますが、これは当然のことながら、運輸省の指示による工事ということで「成田空港新線根本名川橋りょう架設」というふうに述べられているわけですね。
成田新幹線工事が成田市内で鉄建公団によって行われておりますが、根本名川の横断鉄橋工事について、千葉県知事から河川法に基づく占用と工作物設置許可を昨年十二月に受けたと聞くが事実か。申請書と許可書の写しを提示願いたい。
第二点の成田市内での新幹線の工事の関係でございますが、現在鉄道建設公団が現地におきまして、成田線の交差部から空港の中にかけまして、用地の地元の折衝、それから御指摘ございました根本名川の工事等にかかっております。問題の根本名川の交差部分の関係でございますが、これにつきましては、先ほど御指摘ございましたように河川法に基づく県との協議を経まして現在公団が工事を進めておるわけでございます。
それから根本名川だけでなくて、さっきの話だと東関道、それから国道二百九十五号、それから資材輸送道路、そうしたものにも使ったということが説明されておりますが、こうしたものの安全性についても、これはどうするのか、いままで使ったものに対する安全性についてはどうするか、ひとつ公団のほうから説明をお願いします。
○池田参考人 とりあえず根本名川、それから二九五の分につきましては、成田市それに千葉県のほうで、ただいま井戸の採水をいたしましてそれの水質の調査をしていただくことにしてあります。その結果によりまして工事をやらせていただきたいというふうに考えております。
パイプラインの根本名川、国道五十一号線、同じく二百九十五号線あるいは東関東自動車道路の下、それから小見川県道、資材輸送道路の横断等におきまして、薬液としましては水ガラス系のLW、それからCCP工法によりますもの、それからケミ三号、これらを場所によってでございますが、LWは全部の場所で使っております。CCPにつきましては根本名川の発進坑で使っております。
暫定パイプラインの寺台地区におきます、ことに根本名川の予定河川の地域において立て坑を掘っているときに水が出たという報告は、運輸省といたしましては受けております。その原因につきましては、詳細つまびらかにいたしませんけれども、先生御承知のように、あそこは根本名川がございまして、さっき仰せのとおり地下水の非常に豊富なところであります。
また土屋から空港までの暫定パイプラインにつきましては、空港から東関東自動車道に接続するところまではもうすでにでき上がっておるわけでございますので、土屋から国道五十一号を越えて約二・八キロの距離でございますが、これについては、行政上の手続はすべて終わっておりまして、一部現在、国道に面した根本名川を横断する部分について地主さんとの最終的な残っておるということでございます。
こうした長雨と集中豪雨によって、夷隅川、一の宮川、木戸川、栗山川、根本名川など各地の中小河川が、警戒水位を突破し、洪水となって、河川の堤防を決壊し、沿川地域の人家を流失埋没し多数の犠牲者を出すとともに、道路等の公共施設、農地など大きな被害が出ております。
ただいまお話しの根本名川でございますが、これは成田空港の関連でございまして、やはり国家的な大事業でもございますので、私どもも、将来の災害というものを考慮いたしまして、現在かなり抜本的な計画を立てておるわけでございます。
○川崎説明員 根本名川の全体の流域は約八十平方キロ余りだつたと思いますが、その中で空港の占めておるのが約八分の一くらいの程度でございます。しかし、ああいった地形を平らにいたしますので、やはり降雨等の影響によって流出が相当ふえるんじゃないかというようなことを、私どももいろいろ解析等行ないまして、どの程度流出が予想されるかというようなことを検討いたしました。
根本名川を中心として、成田空港であれだけ木を切って、山を削ったために、あの付近は浸水——なかったと言っているけれども、小さな雨でも、成田空港付近はすでに浸水している。根本名川の排水がはけないのもこのためなんです。こういう考え方を持たなければ、今度の千葉県だけでなく、全国の至るところの開発で同じことを繰り返す。新全総をやるこのときの第一条件は、それを踏まえて、これを第一に考えてやるべきだと思う。
それから第二点、河川の問題でございますけれども、河川計画といたしましては、たびたび御説明申し上げましたように、県の方針あるいは国の方針といたしまして根本名川一本にしぼって流す、そのために、大々的に改修計画をするということに方針がきまっておりますので、公団といたしましてはその線に沿うて実際の排水計画を現在進めておる状態でございます。
あるいは地下水をくむというけれども、その地下水は一応いままでの計画では、根本名川に流すはずですけれども、根本名川だけにくみ揚げて流すわけにはいかんでしょう。あそこは分水嶺になっておりますから。話がよそにいきますけれども、高谷川を使わなければ、あの分水嶺の三分の一になるか、四分の一になるかわかりませんが、その水、流せませんよね。しかし、高谷川の改修なり、高谷川に排水するという計画は一つもない。
それから、土地改良事業につきましては確かに問題でございまして、これらのものにつきまして現在の国営、県営、団体営、それぞれございますが、それと根本名川地区におきましては事業費が二十二億、それから騒音地区につきましては八十五億ということになっておりますが、現在の国の負担割合をさらに引き上げまして、たとえば騒音地区におきます国営六〇%の補助率を七五%というふうに補助率の引き上げをはかっております。
そうした点で、すでに空港のほうはかなり工事が進んでおるということになりますと、おそらくことしの雨季に、雨が降らなければこれは何といっても私幸いだと思いますけれども、雨が降ってくるということになりますと、おそらく取香川ははんらんするでありましょうし、取香川と根本名川ですか、この合流点も逆に水が流れるようなことになっておる、こういう話でありまして、そういう点では非常にことしの雨季が心配されるわけであります
ところが、根本名川の改修というのは関連事業です。同じ改修にしても、いまのような規模の改修は必要とする要はないですね。結局、空港地域に降る雨、あるいは汚水なり、こういうものを解決するために根本名川の改修というものをするわけでしょう。しかし、この改修も非常にずさんですよ。あそこは分水嶺になっております。根本名川だけでは流し切れませんよ。一部は高谷に流れる。
いま申しましたように、根本名川のほうへ全部流すようになります。
ただいまの空港の地域は約十平方キロございまして、そのうち千葉県の利根川に流れております根本名川、この流域になっている部分と、それから栗山川になっている部分とございますが、これはいろいろ河川の上から検討いたしまして、根本名川流域に排水するということで、根本名川の河川工事につきましては昭和三十三年からやっておりますけれども、これをさらに拡築いたしまして、今回、根本名川の改修によりまして、いまお話のございました
○井元説明員 空港関連事業といたしまして、騒音地域の畑地かんがい並びに根本名川の河川改修に伴う土地改良事業を予定しておるわけでございますが、その概要は次のとおりであります。 成田用水事業で、飛行機の発着に際しまして約八十ホン以上の騒音が発生すると想定される地区に、畑地かんがいを中心といたしまして用水事業をいたす予定になっております。
○今井説明員 いまお述べになりました以外のもので、私ども特に大量の資材が要ると思われますのは、東関東自動車道の千葉成田線の改築工事、根本名川の改修に伴いますもの、それから成田ニュータウンの建設に伴いますものの三つであろうかと思います。東関東自動車道の千葉成田線の資材につきましては、おおむね三百八十五万トン程度のものを見込んでおります。
○木原委員 そこから落とすほうの根本名川の改修ですね、これはどうですか。大和田地区その他で、根本名川の改修はかなり川幅を広げるわけですけれども、この見通しはどうですか。
○山口(鶴)委員 次に、河川局の治水課長さんがお見えでありますので、お尋ねしたいと思うのですが、根本名川の改修ですけれども、これも六十一国会でずいぶん議論になりましたが、まず私は常識から考えて、成田空港に降りました雨を、一体どこへ落としたら合理的かという考えに立つならば、私は利根川にこれを落とすというのは、だれが考えてもナンセンスじゃないかと思うのです。
ただいま利根川に落とすことは適当じゃないじゃないかというお話でございますが、これにつきましては、河川管理者でございます千葉県知事が建設省といろいろ協議いたしまして、その結果根本名川に排水することに決定いたしました。
先日来の地方行政委員会の質疑の中で、空港の水を根本名川水系に放流せしめる計画を発表した。その中に、増水時には堤防を越えてはんらんせしむる越流堤方式を実施しようとしているのであります。この越流せしめた濁流は民有水田に重大な損害を与える結果になるが、この責任はだれが負うのか。この質問に対して、国有地があるので、そこに遊水せしめるから、民有地には一切被害は与えない、と彼は答えたのである。
この点につきましては、先ほど小川議員あるいは實川議員がこまかく指摘をせられましたので、多くは申しませんが、たとえば根本名川の河川改修におきまして、本来、排水を太平洋岸に流すのが常識であります。しかるに、芝山地域に反対が強いというために、あえてこれを利根川に落としておるのであります。利根川の治水上、これは明らかにナンセンスであります。
したがいまして、この整備計画の実施に伴って具体的に起きますところの問題点、たとえば小川委員があげました根本名川改修問題に伴いまして民有地に溢流するという問題、これを補償するかどうか、さらに丸朝園芸農業協同組合に対する育成方法、これは本来であれば、本法案の審議中に、政府に明確に御見解を示していただくことが当然だとは思いますけれども、しかし今日までの経過もありますので、その点は私どもも大いに譲歩いたしますが
根本名川土地改良区の理事たちに対して質問の口を封じたのですよ。けれども、現状としては溢流するのですよ。そうすると被害は当然起こってくる。だれもこれに対する補償をしないということであったら、農民が非常な不安になるのは当然でしょう。これは一体だれが主管して——こういう計画をする以上は、当然溢流、冠水することは間違いないのです。
○小川(三)委員 二十七日の委員会で、木原委員から質問中私が関連で根本名川遊水池の問題を質問したときに、位置、面積等については後刻資料として提出する。
それから、全般的に空港の雨水は根本名川を改修して放流することになりますけれども、高谷川水系につきましても、その水害を防止するための適切な措置を町当局と御相談をしてやっていきたい。
公団は、地元の方々の離職対策あるいは就職対策等につきましては、相当の成果をあげておりますし、また関連事業として一番大きな根本名川の改修であるとか、流域下水道問題あるいは新しい道路の建設関係、すべての仕事が現在施行を始めた段階でございまして、私ども空港の完成と相まって、そういうふうな施設ができ上がるということを関係の省の方々のおことばで確信をいたしておるわけでございます。
それから雨水につきましては根本名川あるいは取香川その他のほうの河川を改修いたしまして、地下パイプによりまして空港の中の雨水は全部根本名水系のほうに放流する、こういうことでございます。したがいまして私どもは現在、空港自体として、芝山町に汚水あるいはまた雨水が流出するということは避けるというたてまえをとっておるのです。
○参考人(高橋淳二君) その問題につきましても、基本的には県のほうでこれは立案いたされまして建設省に上申して、その結果、高谷川には流さない、工事につきましてはということで、根本名川一本にしぼって計画をしておる段階でございます。
根本名川の改修計画につきましては、地元の千葉県当局におきまして目下詳細に検討中でございます。なお、事業の実施につきましては、すでに用地の買収その他について段取りを進めておるところでございまして、詳しくは千葉県あるいはそれを監督いたしております建設省御当局のほうにひとつお願いしたいと思います。
○岩間正男君 次に空港の排水計画についてお聞きしたいのですが、それは、根本名川というのですか、これの拡幅計画をやることになっているのですが、これはどうなっているのです。
○南部説明員 揚水機場は、利根川に合流いたします付近に根本名川の水を排出するためのものが計画されております、そのほか根本名川の流域の内水の処理のための機場もこの全体計画では計画されておりますが、現在関連事業として暫定的に四十六年までに整備いたそうという中では、この利根川の本流に排出する分が現在すでに施行されたものもございますし、施行中のものもございます。
それからもう一つの根本名川水系につきましては利根川の合流点、下流のほうにつきましてはすでに一部、これはかなり安全度の低い改修でありますが、やっておりますが、上の根本名川本川、あるいは支川、取香川、小橋川というふうないわゆる根本名川水系の上流地域一帯につきましては、本来河川法の適用も受けず、自然のままのいわゆる普通河川と称しておりまして、改修も行なわれていない地帯だったわけでございますが、空港建設に伴
根本名川改修の問題にしても、印旛下水水路の問題にしても、水資源公団が関与しないということはあり得ないでしょう。それから住宅建設、ニュータウンの問題にしても、日本住宅公団が関与するでしょう。だから関連している団体の全部の資料を出してもらいたい。
ところが、今度の計画を見ますと、成田空港地区に降りましたところの雨あるいは汚水、こういったものの排水をどうするかと拝見をいたしましたら、根本名川という川にすべて落としまして利根川にこれを落とす、こういう計画のようであります。見ますと、木戸川なり高谷川なり栗山川というような川が太平洋岸に注いでおるようであります。なぜ太平洋岸に落とさないのか——これは私は当然だと思うのですね。
雨水は根本名川を通しまして利根川に流しますが、これは御案内と思いますけれども、汚水のほうは流域下水道で東京湾に流すことになっております。なぜ太平洋に流さないかということでございますが、これは当初その二つの案につきまして問題が提起されたのでございます。