2020-11-12 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
といいますのは、これは根幹技術なんですよね、損得の話じゃないんですね。だから、市場でこれはプラスだマイナスだ、それだけで考えると日本の農業が骨抜きになってしまいますので、やはり自家増殖に関しては原則的な議論をした上で、もちろん育成者権を強めることもあり得ると思います。ただし、おっしゃったように、やはりそれは買う側の農家の支援政策が伴わない限りは現実的ではないというふうに思います。
といいますのは、これは根幹技術なんですよね、損得の話じゃないんですね。だから、市場でこれはプラスだマイナスだ、それだけで考えると日本の農業が骨抜きになってしまいますので、やはり自家増殖に関しては原則的な議論をした上で、もちろん育成者権を強めることもあり得ると思います。ただし、おっしゃったように、やはりそれは買う側の農家の支援政策が伴わない限りは現実的ではないというふうに思います。
したがって、根幹技術に関してはレベル2と言ってもよかろう。 ただ問題は、それが確かに御指摘のように経済性を推定するところまでまだいっておりませんので、そういった意味では非常にまだ研究不足というか、開発不足のところがあるという意味では、その部分は確かにレベル1というようなことがあるのかもしれません。
それから、バイオテクノロジーの根幹技術と申しますか、左のページの下の方に書いてございますが、最近通産省で次世代産業基盤技術というのがもうこれで五年目でございましたかになりまして出発しておりますが、そこでバイオテクノロジーの要素技術の開発ということで柱が三本立ててございます。それの一つが先ほどから申し上げております組みかえDNA技術ということでございますが、あとの二本の一つは細胞の大量培養。