1977-11-15 第82回国会 参議院 建設委員会 第4号
きょうはまあ主として水にしぼって申し上げますが、このたくさんの地元の要望事項の中で、その一例として昭和五十年十一月二十日に実は出されておりまする根古名川の土地改良区からのものをひとつ例にとって伺いたいと思うのでありますが、空港建設に伴う排水協力費の要請としてこれは提出をされております。
きょうはまあ主として水にしぼって申し上げますが、このたくさんの地元の要望事項の中で、その一例として昭和五十年十一月二十日に実は出されておりまする根古名川の土地改良区からのものをひとつ例にとって伺いたいと思うのでありますが、空港建設に伴う排水協力費の要請としてこれは提出をされております。
○政府委員(栂野康行君) 根古名川につきましての改修の実態を御説明いたしたいと思います。資料が手元にございませんが、その概要について御説明します。 根古名川につきましては、現在空港関連として鋭意実施中でございまして、いまわずか一部上流が残っておるわけでございます。それには多額の用地費が必要であるということで、用地国債というもので開港には間に合わせたい。
ただいまそれに関連いたしまして当該地域の農業の問題でございますが、これらにつきましては成田用水関連事業といたしまして約二千五百町歩、それから根古名川関係の地区に対しまして約千百町歩の灌漑面積に対しまして、新規に取水すべき流量といたしまして成田用水に一・四二毎秒トン、それから根古名川地域に対しまして〇・八六トンの新たな新規の水量補給を考えておる次第でございます。
付近の印旛沼、根古名川の流域は常時冠水地帯でございます。九十九里の排水路をつくらない限り、将来大問題が起こります。しかし、この計画はありません。ジェット機の場合、事故は着陸の場合多いということであります。それば極度に速度を下げるために失速現象を起こすからであります。この事故による他への被害をなくするため、飛行場の安全地帯を相当範囲取ることが常識とされております。
○説明員(国宗正義君) 根古名川につきましては、建設省におきましても、昭和三十二年ぐらいから中小河川として採択いたしまして、改修にかかっておりますが、いまだその計画が完成しておらない状態でございます。
○加瀬完君 根古名川の洪水防止計画というのは、むずかしいですね。といいますのは、まあ地域的に、この北総台地だけに雨が降るということはありませんで、北総台地に降雨量の多いときは、利根水系全般に降雨量が多い。根古名川水位より利根のほうが水位が高くなり、根古名川が排水できない。そのために全部田畑に冠水するという形ですね。