2009-06-05 第171回国会 衆議院 外務委員会 第13号 これは、一九九六年にCTBT交渉が行われて以来の本格的な核軍縮条約交渉が始まることを意味します。 この背景にはさまざまな努力がありました。 まず、アメリカのオバマ大統領が、四月五日、プラハで行った核なき世界演説においても、検証可能なカットオフ条約の交渉の早期開始を求める立場が表明され、米国の核兵器廃絶への外交のかじ取りがこの軍縮外交に前進への機運をもたらしたと言えると思います。 猪口邦子