2010-09-09 第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
○国務大臣(岡田克也君) まず、核軍縮についていろいろ御意見いただきましたが、私は、野党時代に政府の核軍縮政策について極めて不満足でありました。したがって、それを全体について見直すということで組み立てたものが私の核軍縮の考え方であります。
○国務大臣(岡田克也君) まず、核軍縮についていろいろ御意見いただきましたが、私は、野党時代に政府の核軍縮政策について極めて不満足でありました。したがって、それを全体について見直すということで組み立てたものが私の核軍縮の考え方であります。
これは日本の核軍縮政策として非常に評価できるというのが三つですね。 それで、評価できないと言われておりますのは、一つはプルトニウム計画、これは六ケ所村であるわけですけれども、一つは内在する核兵器拡散への危険、だから日本がこれを使って核を持つかも分からない。それから、これは他国に対する非常に悪い見本になっていると。
また、本日、ただいまございましたように、我が国の軍縮外交について調査を行い、各参考人からは、我が国の核軍縮政策の課題と今後の在り方、核軍縮・不拡散に関する日豪国際委員会、米国核戦力態勢レビューなどについての意見が述べられました。
この報告書を我々は参考にしながら、オーストラリア政府と、先週の外相会談において、何らかの核軍縮政策についてステートメントは出せないものかということを非公式に、継続的に議論を積み重ねた結果、先週の岡田外務大臣そしてスミス外務大臣とのステートメントに至ったわけでございます。
本日は、鳩山新政権における核軍縮政策について質問を進めていきたいと思います。 なぜ初質問でこのテーマを取り上げるかということを先にお話しさせていただきますと、昨年は、日本で初めて国民の力で政権交代が実現をいたしました。そうした歴史的なタイミングにまるで合わせるかのように、核兵器廃絶に向けての世界的な機運が高まってきていると実感をしているからであります。
そこで、今度は、日本の核軍縮政策についてお尋ねしたいと思います。 そういった流れを受け、そして世界にメッセージを発信する中で、一方、従来、日本政府は、核以外の脅威に対しても核の抑止力が必要であるという立場であり、そのために核軍縮に抵抗するような姿勢も一部報道がありました。
ただ、いろいろ外務大臣もやることたくさんあるものですから、一遍に手は付けられませんので、順次やっていく中で、今までの自公政権の下での核政策、核不拡散、核軍縮政策、オバマ大統領のプラハ演説以降、世界の流れも大きく変わってまいりました。そういう中で、やはり日本らしいしっかりとした核政策を構築していきたいと、外務大臣としてそう思っております。
○高野博師君 それでは、この核の問題について若干お伺いいたしますが、今回のインドとパキスタンの核実験、これによって日本の安全保障政策あるいは核軍縮政策を根本的に見直す必要性に迫られているのではないかと私は思います。 今回の実験によってインドとパキスタンの偶発的な戦争、この可能性も出てきた。中東への核の波及、あるいは中国の核政策も変化するのではないか。
また、インドとパキスタンは核保有国に対するこれまでの核軍縮政策について率直に言って非常に批判的なことも共通をします。 サミットで我が国の橋本総理がインドの核実験に対し抗議をし、核軍縮について話をしてきたということについては報告も聞いていますけれども、現に保有している核を廃棄せよと、こういうふうに主張をしていく。
ですから私は、なぜ日本の軍縮を矛に置いたまま核軍縮政策を進めるのかという点に非常に素朴な率直な疑問を感じます。 二つ目に言えますのは、野党、与党を含めて、私はやはり外交関係の打開だと思うのです。平和的な国際環境をつくり出すこと、これは何よりもやっぱり対ソ協調だと思うのです。
そこで、それに呼応したように、米国のロストウ軍縮局長ですか、去る十日ワシントンで同じように記者会見をいたしまして、レーガン政権の包括的な核軍縮政策を明らかにしたわけでございますけれども、その中で、現段階ではアジアにいわゆる米戦域核を配備する計画はないと、こうしながらも、米国は将来、必要と見れば日本、中国を含むアジア地域に米製の戦域核ミサイルを配備すると、こういうふうに語ったというふうに報道されているわけでございますけれども
そういう立場から今日までの国連におけるわが国の核軍縮政策というものは、やっぱりアメリカの核のかさにおるために、結局アメリカの核のかさの中を出ることはできない、そういう点に非常にわれわれも歯がゆさを感ずるわけですけれども、この点については先ほど外務大臣からも答弁がありまして、これは理想と現実の違いだと、そういう御答弁じゃないかと思いますけれども、時間がないので答弁は要りませんけれども、われわれはそういう
○蝋山参考人 日本の核軍縮政策がいかにあるべきかというのは、大変重要な問題でございますけれども、かくあるべしという大ぶろしきを広げてみても、まずそれが実行できるとは思われないわけでございます。と言いますのは、核拡散防止条約というものは明らかに、これまで各参考人の先生方が御意見を述べられましたように、必ずしも理想的な核軍縮そのものではない、むしろこれは核管理の方に属するわけでございます。
一つは、現在も日本の政治の中における核軍縮政策というのはいかにあるべきか、当委員会で模索されている問題でありますから、それに対して御専門的な立場からひとつお示しをいただきたい。 もう一つは、御承知のように、当委員会でも賛否いろいろ分かれておりますし、この条約が通るか通らないかもまだ非常に危ないところであります。
したがって、これから先、日本の核軍縮政策を直し、かつ確立することによりまして、核不拡散を推し進めるために日本の外交努力が集中されるべきであると私は考えております。
ただ、核軍縮政策が全くなってなかったということだけは、十分御認識をいただきたい。もう本当に質問するのが物憂いような結論がこれから出てきます。 それで私は、せっかく科学技術庁長官がここにお見えになっているのに、一つも聞かないで、話が進みもしないから、科学技術庁上長官に関する部分を少し先にやらしていただきたいと思うのです。
そんないいかげんな核軍縮政策でこの委員会が通ると思っているのかね、君は。調べ直したまえよ。
日本に核軍縮政策がない。私は本会議の席上で質問しました。核軍縮の政策がないということは、現実の外交政策の主要な一本の柱が抜けていることを意味している。いままでのやり方でよかったのかどうか言ってごらんなさい。あなたがいままでの核軍縮政策の組み立てばめちゃくちゃでした、これから反省してしっかり組み立てますというなら、私この問題については質問をやめてもいい。
わが国政府は、これまで核兵器の撤廃について、自主的な核軍縮政策を何ら持ち合わせず、国際場裏においては、核実験禁止のために援助するというだけの形式論理を数回演説しただけであります。積極的な姿勢なんか一つもない。何たる恥辱、何たる不見識でありましょうか。
私はもっと驚きましたのは、ここでわが国の核軍縮政策についてというのを最後に質問しました。そうしましたら、ここに書いてあるのは全部で七行だけなんです。どんなことを書いてあるか、短いですから読み上げますと、「わが国は、核軍縮を推進するためには核実験の包括的禁止をはかることが当面最も有効な具体的方法であると考えて、これを核軍縮の重要な第一歩と考えている。
私は、だから日本外交で核軍縮政策というか、非核政策というか、名称はどういうふうに言うのが適切かわかりませんけれども、そうした問題について相談されたことがないのではないかという疑いをいま持っておるのです、重大な疑惑を。あのめんどくさい韓国の経済援助に対して資料を要求した際、やはり同じようなことが起こりました。ですけれども、あのときに経済協力局から私のほうは二週間後に資料をちょうだいしました。