2020-11-19 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
三枚目のもう一回議事録見ていただきますと、二〇一八年の河野外務大臣の答弁は、核兵器国と非核兵器国の双方が取り組むことができる核軍縮措置を強調し、CTBTの早期発効への幅広い要請を盛り込んだとしているんですね。これを今回表現を弱めた結果、賛成が大きく減って棄権が増えたんですよ。これでは核兵器国と非核兵器国の双方の橋渡しなんといっても全く逆行しているんじゃないですか。大臣、答えてください、大臣。
三枚目のもう一回議事録見ていただきますと、二〇一八年の河野外務大臣の答弁は、核兵器国と非核兵器国の双方が取り組むことができる核軍縮措置を強調し、CTBTの早期発効への幅広い要請を盛り込んだとしているんですね。これを今回表現を弱めた結果、賛成が大きく減って棄権が増えたんですよ。これでは核兵器国と非核兵器国の双方の橋渡しなんといっても全く逆行しているんじゃないですか。大臣、答えてください、大臣。
この会合は、国際社会として取り組むべき核軍縮措置等について議論を行いまして、各国の政府関係者及び民間有識者と共通の基盤の形成に貢献することを目的とするものであります。賢人会議におけます議論の成果、これを活用するとともに、本件会合を通じまして、本年のNPT運用検討会議に向けた機運の醸成であったりとか、各国の共通基盤の形成にも貢献をしていきたい。
さらに、核軍縮の進め方をめぐる立場の違いが顕在化している中で、核兵器国と非核兵器国の双方が取り組むことができる核軍縮措置を強調し、具体的には、主文において、CTBT、包括的核実験禁止条約に関して早期発効への幅広い要請に加えて、核兵器用核分裂性物質生産禁止条約、FMCTの即時交渉開始を呼びかける旨を盛り込んだほか、核戦力の透明性の向上、核軍縮検証といった実践的かつ具体的な取組の重要性を強調したところでございます
我が国が提出した核兵器廃絶決議における御指摘の文言は、こうした考え方に基づいて、核軍縮と同時に安全保障環境の改善に取り組みつつ、具体的な核軍縮措置を求めていくとの趣旨を反映したものであって、核軍縮に条件を付けるものではございません。そこを御理解いただきたいと思います。
ブロック積み上げ方式につきましては、様々な核軍縮措置がある中で、委員御指摘のとおり、実施可能なものから取り組んで、複数の措置を同時並行的に実施していくということを想定をしております。
また、本邦の外務省は、国民や世界に向けて、日本は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向け、国際社会による核軍縮・不拡散の議論を主導してきています、日本は、全ての核兵器保有国に対し、軍備の透明性の向上を図りつつ核軍縮措置をとることを呼びかけ、具体的な行動を起こしていますと宣言し、呼びかけております。 最後に、外務大臣にお伺いいたします。
二〇一〇年のNPT行動計画において、核兵器国は、核軍縮措置を報告するためのフォーマットである標準報告フォームというのに合意することが求められました。これを受けて、我が国を含めますNPDIは、これまで五か国の核兵器国に対し標準報告フォーム案を提示して、意味のある情報を報告に盛り込むように求めてまいりました。
核廃絶に向けてどのようなステップを踏んでいくべきかについて、現実的な核軍縮措置の実施を重視する声もありましたけれども、核兵器は禁止されるべきとの意見も出され、議長総括では、核兵器の禁止に向けた法的拘束力のある規範づくりを志向するという考えが示されたところでございます。
先ほど来あったように、福山外務副大臣が現地に行かれたようでありますけれども、福山さんは、核兵器の全面廃絶に向けた明確な約束の再確認、強化された消極的安全保証の供与を含む核兵器の役割低減のコミットを初めとする、日豪共同提案に盛り込まれた具体的な核軍縮措置、追加議定書普遍化の推進、北朝鮮やイランの核問題の解決、原子力の平和利用のための国際協力の重要性、こういうことを強調されて、日豪共同提案やIAEA保障措置
日本は核兵器の脅威に対しては、米国の核抑止力に依存するが、それと同時に、日本は唯一の被爆国として、また、日本の安全保障環境を向上させるために、核兵器のない平和で安全な世界の一日も早い実現を目指して、現実的な核軍縮措置を着実に積み重ねていくという、現実的、漸進的なアプローチを採用していると、これが今の政府の立場です。
我が国は、核保有国及び非核保有国の双方の理解を得つつ、現実的な核軍縮措置を漸進的かつ着実に実施していくことを重視しておりまして、その観点から、これはミャンマー提出の核軍縮決議あるいはインド提出の核兵器禁止条約決議も同様でありますが、このICJ決議、マレーシア提出についても同様に棄権をしたというところでございます。
我が国といたしましては、今後、特に二〇一〇年のNPT運用検討会議に向けまして、すべての核兵器国に対しまして具体的な核軍縮措置を求めていくほか、オーストラリアなどとともに立ち上げました核軍縮・核不拡散に関する国際委員会が有意義な提言を行えるよう支援していこう、そういうことでございます。
二〇一〇年のNPT運用検討会議の成功に向けまして、CTBTの早期批准の働きかけを引き続いて我が国としては行いますとともに、この国連総会決議に従いまして、すべての核兵器国が具体的な核軍縮措置をとることを私どもも強く期待しているところであります。
当然のことながら、先ほど大臣が申し述べましたように、唯一の被爆国として、このような、御指摘の明確な約束を含みます二〇〇〇年の十三の核軍縮措置を支持しているところでございます。 それで、これから二〇一〇年のNPT運用検討会議に向けてでございます。今、準備委員会が行われておりますけれども、この中で、十三の核軍縮措置の実施の進展が必要であるという旨を言及しているところでございます。
より具体的には、二十一世紀のための二十一の措置が必要であると、こういう具体的な提案をいたしまして、すべての核兵器国によるすべての種類の核兵器の一層の大幅な削減など、具体的な核軍縮措置というものもこの二十一の措置の中に含まれているところでございます。
しかし、だからといって、核軍縮を否定している、あるいはその流れに逆行するようなことをやっているかといえば、それはそうではないということを先ほど具体の数字をもってお示しをしたとおりでございまして、アメリカは、今開かれておりますこのNPT運用検討会議におきましても、核軍縮交渉を誠実に行う義務、これはNPT第六条への約束を明言した上でモスクワ条約の核軍縮措置をとっているということで、私は、アメリカの立場としてこの
また、国連総会にもこの問題を提起しまして、核廃絶に向けた決議というものを各国の賛同を得て採択される必要があるということを提唱し、御指摘のように、全面的な核廃絶に向けた核兵器国による明確な約束を始めとした将来に向けた核軍縮措置も含んだ文書についても、これは全会一致で採択されたわけでありますので、日本政府としては、今までもそうでありますが、今後もそのような努力を続けていきたいと思っております。
一方、NPT条約の第六条では、核兵器の保有国に対して核軍縮措置を義務づけているわけです。ところが、最近の報道を見ますと、今度の二〇〇〇年のNPT条約の見直しに当たって、これまでの条約再検討の準備委員会が五月二十一日に終わりましたけれども、ここでは核軍縮の具体的な勧告がまとまらないまま終わったという状況だというふうに報道されております。
そのために、非核三原則を堅持しつつ、NPT、核兵器不拡散条約の義務を誠実に履行するとともに、究極的には核兵器のない世界を目指し、核兵器国に一層の核軍縮を求め、現実的かつ具体的な核軍縮措置を一歩一歩着実に積み重ねていくことが重要であると考えております。 核兵器のない世界を目指すこのような取り組みと、現時点で我が国がその安全を核抑止力に依存していることは、何ら矛盾するものではないと考えております。
○高村国務大臣 我が国は、従来から核兵器の究極的廃絶を目標とし、これに向けて現実的な核軍縮措置を一歩一歩踏み重ねていくことが重要であるとの立場を有しているわけでございます。
○国務大臣(小渕恵三君) 我が国といたしましては、申すまでもなく、従来から核兵器のない世界の実現のために現実的な核軍縮措置を着実に積み重ねてきたところでございますが、今後とも種々の国際会議、二国間の協議等の場を通じて真剣に取り組んでまいりたいと考えております。
インド、パキスタンのカットオフ条約交渉参加の働きかけに対するお尋ねがございましたが、核兵器のない世界に向けた現実的かつ具体的な核軍縮措置であるこの条約に、両国が参加をすることは極めて重要であると考え、その交渉に入ることも議員御指摘のとおりの必要性を持っております。
我が国としては、核兵器のない世界を一日も早く実現することを目指して、核兵器国による一層の核軍縮を求めるとともに、世界の大多数の国の支持を得ているNPT体制の強化、CTBTの早期発効、カットオフ条約交渉の早期開始のような、現実的かつ具体的な核軍縮措置を積み重ねていくことが重要だと考えております。
そして核兵器廃絶等については、今後とも核のない世界を目指し、現実的な核軍縮措置を積み重ねるべく努力をしてまいります。 次に、平成十二年度の社会保障関係費に再び上限を設定することについてお尋ねがありました。
○小渕国務大臣 核兵器廃絶につきましては、核兵器のない世界を目指し、現実的な核軍縮措置を一歩一歩着実に積み重ねていくことが重要だと思っております。このような考え方に基づきまして、我が国は、核廃絶を訴える決議を国連総会で積極的に提案してきております。