2010-05-21 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
○吉井委員 アメリカの国防総省などの研究の中でも、爆縮技術とか核設計によっては原子炉級プルトニウムでも核兵器はつくれるんだ、あるいは、それを起爆剤にして核融合、水素爆弾の方ですね、これもつくれるんだという報告を、皆さんが管轄していらっしゃる社団法人の方でもそういう報告書を出しているわけです。
○吉井委員 アメリカの国防総省などの研究の中でも、爆縮技術とか核設計によっては原子炉級プルトニウムでも核兵器はつくれるんだ、あるいは、それを起爆剤にして核融合、水素爆弾の方ですね、これもつくれるんだという報告を、皆さんが管轄していらっしゃる社団法人の方でもそういう報告書を出しているわけです。
これがわからないということでは、もともと核設計ができないということになりますし、公表できないというのでは、核兵器生産能力を持つプルトニウムが使われているということを否定することはできないわけですよ。ですから伺っているんです。どうなんですか。
原研にお願いしておりましたのは主として、炉物理と申しまして、中性子関係のそういうものをやっていまして、実験炉の核設計、そういうのには十分生かされていると思います。 問題はコンポーネント、機械類でございますが、これは原研でもできなくて、これはメーカーにお願いして研究開発をする、そういうことをしておりました。
これは定量的にはちょっと言えませんが、その当時できなかった再循環ポンプができるようになったとか、炉心の核設計が全部自分でできるようになったとか、そういういろいろな現在の軽水炉の体系にいい影響を与えているということはちょっと御理解いただきたいと思います。 それからなお、コスト意識につきましては、当然我々、先ほどの検討委員会でも御指摘いただいております。
ところが、そういう新型転換炉をつくることによりまして、いろんな核設計とか機械のコンポーネントとかそういうものを自分たちでつくった、国内でつくったわけでございます。そういう技術が現在の軽水炉に綿々と生かされているわけでございまして、そういう意味で無形のいろんな財産として国民にも還元されているものと承知しております。
さらに、燃料及び装荷炉心の一般的な特徴でございますとか、熱とか機械設計、それから核設計、安全評価等につきましても検討を加えてございます。 その結果、MOX燃料を使用したときの特性、挙動はウラン燃料と大きな差はない。MOX燃料及びその装荷炉心は従来のウラン燃料の炉心と同様の設計が可能であるということ。
だが、「もんじゅ」においては、温度計の設計だけでなく、炉心の核設計及び液体ナトリウムの伝熱流動設計及び配管システムの構造設計などにも欠陥が指摘されておるのでございます。この際、「もんじゅ」全体の安全性について徹底的な見直しを行うとともに、原子力発電所に対する国の安全審査や検査体制を再検討する必要があると思いますが、科学技術庁長官の御見解をお伺いいたします。
具体的には、炉心、核設計、あるいはこれまでの使用実績、また燃焼後の試験結果、さらには安全評価、こういうものについて、具体的に安全上特段の問題がないかどうかということについて昨年来ずっと検討しておりまして、近々この専門部会の報告を安全委員会に上げましてまとめることになっております。
そこで、核暴走というものにつきましては、初めの原子炉の機械的設計といいますより核設計におきましてある反応度がつけ加わる、あるいは場合によってはある操作ミスによってつけ加わることはこれはあり得ることだと思いますが、そういうものがもともと設計上核設計の上である限度以上にはならない。
また、この総点検の段階におきまして、もちろん炉の点検でございますから核設計それから核物理等の観点からも見直しをいたしております。さらにECCS等の問題につきましては、陸上の発電炉等におきますいろいろな検討等も参考にいたしております。
○瀬川参考人 ただいま高速炉の件で御質問ございまして、私も高速炉の方は実は余り詳しくないのでございますが、今度臨界になりました大洗の「常陽」というものはいわゆる実験炉でございまして、核設計、炉物理、そういう関係を吟味した。したがいまして、あれは熱だけ発生して、ナトリウムで熱交換をする、そういう一連の試験をするわけでございます。したがいまして、あれは電気は出さない。
なお参考人としてお見えになりました田島さんは、その当時、材料に何を使うかはまさに基本設計の一部であるだろう、遮蔽という問題は核設計と同じように非常に重要な問題であり、これは基本設計の中に入る、こういうふうな発言をしていらっしゃいます。こういうこと自身が国民を不信に陥れるわけでありますから、何としてもこれははっきりさせる必要があると私は思うのです。
それはたいしたことはないんですが、それからもう一点は、シールディング、遮蔽という問題は核設計と同じように非常に重要な問題でありまして、これは基本設計の中に入ると私は了解しております。
それによりますと、炉心部分のいわゆる核設計でございますけれども、これにつきましては初回の臨界試験におきましては、臨界時の制御棒の位置でございますとか、あるいは反応度停止余裕測定試験とかという一連の核設計の試験がございます。それからあるいは反応度計数の試験、こういったようなものもございます。
○政府委員(田宮茂文君) 手元に資料がございませんので記憶でお答えいたしますが、原子力船「むつ」に装荷いたします原子炉は、出力の非常に小さい、たしか熱出力で五万キロワット程度の加圧水型でございますが、これを日本で製作するという方針をきめまして、そのために大宮で臨界実験を行なった——その原子炉本体の実験ではございませんので、原子炉の中の核設計等を一応考えますための臨界実験を行なったというふうに記憶しております
それから核物質の量及びその移動の報告によってその加工のプロセスであるとか、あるいはそれを使っておる原子炉の熱核設計まで査察されてしまう。これは条約によりますと記録と報告というところにあります。それからさらに、国際原子力機関によりますところの生産研究施設内の核物質そのものの査察ということ、これは条約にはないけれども、当然IAEAの憲章に従いまして随時立ち入り検査というものを認める形になると思います。
それを変えるためにはデザイン上の差ができまして、それがまた今度は核設計、熱設計における変更の問題まで出てまいりますので、そこで独特の研究開発を必要といたします。しかしこれは日本の条件にオプティマイズしておるという意味で、イギリスにおきましては必ずしもプルトニウムを使う条件をよくする必要は持っておらないというふうに解釈しております。
そこで大臣も同調願えたわけなんですが、そうなりますと核設計の問題、事故解析の問題、おそらく電子計算機が要るかもしれません。当然電子計算機が要るはずだ。あるいは耐震実験といえば、原研でも一億に近い金を使っておると思う。こういうように相当自分たちが自主的に、審査会としてこの安全性を検討しなければならぬということになると、設備費だけでも相当の予算が要るわけです。
私たちの承知する限りでも、いろいろと、たとえば、核設計の問題にしても、先ほど岡委員から言われた中空燃料の問題にしても、あるいはまた、ハチの巣型にした黒鉛の性質の問題にしても、あるいはまた、容器の放射線損傷の問題にしても、あるいは緊急用装置というような問題にしても、特に緊急用装置の問題などは、問題がやかましくなってきたので、特にいろいろと処置されたような形跡があります。