1991-09-05 第121回国会 参議院 外務委員会 第2号
これは先ほど問題になった核訓練等々も現実に航海日誌によっては明らかにされておるわけです。 これらの問題については引き続いて北米局長からまたテープを回していただこうとは思いませんが、ただこれは去年の二月二十三日、チェイニー国防長官が日本に来て記者会見で発表されたわけです。ミッドウェーにかわってインディペンデンスが横須賀に行くことになると発表されました。
これは先ほど問題になった核訓練等々も現実に航海日誌によっては明らかにされておるわけです。 これらの問題については引き続いて北米局長からまたテープを回していただこうとは思いませんが、ただこれは去年の二月二十三日、チェイニー国防長官が日本に来て記者会見で発表されたわけです。ミッドウェーにかわってインディペンデンスが横須賀に行くことになると発表されました。
また、戦術核訓練に精通している在独アメリカ陸軍三個機甲師団も十一月の米軍増強の際、ドイツからサウジに派遣されているのであります。 いずれにしても、不幸にしてベーカー国務長官の言っているように、一月十五日以降米軍等による武力行使が行われると、それが大戦争になることは必至であります。双方で三十万人以上の死傷者が出るだろうとの予測も行われています。
そういうような危ない危険物の下に危険物が来る、しかもまだ核攻撃のできる飛行機が来るなんということになったら、また大変じゃないか、核訓練もまた行われる、そう考えますと、これに対して、この計画についてよしとするわけにはいかないであろう。「正式にまだ申し入れがないので、私どもの方の考えはまだはっきりいたしておりません」、これが防衛庁のお答えでありましたが、もうこの協議に入っているわけであります。
言われたような二千ポンド以下の爆弾、模擬爆弾というふうに言っていたのを、質問者が違うのですけれども、その中には核模擬爆弾は含まないのですということをわざわざ訂正されているというふうな経過があってのことでありますから、そういう点については、天ケ森についての話ですからね、事は核の問題でありますし、F16は戦域核戦力というふうに八一年の防衛白書で防衛庁が規定した、それが入ってくるということになったときに核訓練
二年前はそのまま信頼した結果が、核訓練なんかやってない、一般武器の取り扱い訓練なんだ、こう言った。今度は、核兵器取り扱い訓練をやっているのだ、そう言ってきたら、ああそうですか、それで信頼しているのだ。あしたまた違うことを言ってきたら、またそれで信頼するのですか。
二月三日に、不破議員が、衆議院予算委員会で、沖繩米軍の朝鮮出動演習また核訓練について質問しました。福田首相は、一方的なお話だと、そういうふうにあのとき答えられましたけれども、その後瀬長・寺前議員が嘉手納基地のバクスター司令官と面会してこの点を話し合った。
一つは、復帰前すなわち七二年前と復帰後の核訓練は違っておるか違っていないかという質問に対して、違っておりません、これであります。伊江島でも出砂島でも核模擬爆弾を使って演習しました。これが一つ。 もう一つはブロークンアロー演習地、これはこの前長官もおいでになっての予算委員会で不破委員が説明しましたから説明しません。しかし、一番最悪な事態です。
いや、あなたが言ったから、これは核訓練が行えるように合意文書にあるかと言ったときに、ありませんと言ったので、やっているじゃないか、ただこれだけの話なんだ。だからそれに書かれていないということはお認めになった。 最後にお伺いしたいのは、当然のことながらいまおっしゃったように、この沖繩基地の使用の問題に対する合同委員会の取り決めは実に危険な取り決めをやっていますね。だから公表できない。
○瀬長委員 いま参事官が嘉手納基地を使用する協定の中には、核訓練、たとえば核兵器の事故の訓練、ブロークンアローとかダルソードとかスピアとか三つくらいの種類がありますね。一番危険なのはブロークンアローなんです。
残念ながら、核訓練の問題もいまだに解決されないままですが、一層重大なことは、沖繩における核兵器と核基地の疑惑が、最近きわめて具体的な形で改めて提起されてきたことであります。 それは、米統合参謀本部がカーター新大統領に、沖繩の核基地を手放すなとの勧告を行うことが報道されたことであります。
いわゆる核は持っていなくても核訓練をやるというふうに、何回かいままで山崎局長が言われたことがありますよ、国会でも。だから、核があるということを私は前提にして言っているのではなくて、また、核戦略の任務を直接持っているという部隊であるということを言っているのではなくて、いわゆる核に関連のある部隊というのがどういうアメリカの部隊が日本に存在しているのかということを聞きたい。
○国務大臣(三木武夫君) 立木君が、在日米軍の日本での核訓練をやめさせろと、だからその部隊の日本からの撤退を要求すべきであるという御質問がございましたが、まあ米軍がその要員に多種多様の訓練を行う必要があり、核攻撃をもし受けた場合の対処訓練なども、核兵器を持ち込まないで行うものであるならば、安保条約上問題になるとは思わないわけでございます。
これを見る場合に、攻撃に対する防御ではなくて、いわゆる核訓練と関連しまして、嘉手納基地に核兵器があるという疑いをいよいよ強める。これは抜きがたい疑問になるのです。
○瀬長分科員 大臣、いわゆる核訓練の実態、われわれは沖繩国会から現在まで、伊江島で行われておる核模擬爆弾BDU8とかBDU12ということをいろいろ言って、これはやめろと言ったのですが、一月三十一日の予算委員会の不破議員の質問の中で、そういったBDU8とかBDU12だけではなくて、アメリカの戦術核兵器というようなのは実に進んでいる、ミニチュア核兵器があるということをこれに述べましたが、このミニチュア核兵器
核訓練の問題です。核訓練につきましては、第一八戦術戦闘航空団が沖繩で、伊江島射爆場だけではなく出砂島、これは離島の渡名喜村から約四キロぐらい離れた無人島なんですが、ここでも行っておる。この事実は認めるかというわれわれの質問に対して、初めて認めました。
核の問題について言えば、核攻撃の任務を持った部隊、核訓練をすることは認めないというのは最小限の要求じゃないでしょうか。どうでしょうか、その点は。
つまり、沖縄復帰後にわざわざつくられた七三年一月三十一日付の文書で、復帰後の日本で核訓練を恒常的な任務としてやるのだということを明確に規定しているわけです。しかもその中には、核訓練の場所として、伊江島と出砂島という二つの島が指定されています。われわれいままで伊江島だけだと思っていたのですが、出砂島という、これは無人島ですが、この無人島が改めて核訓練の場所として指定されていることを知りました。
○不破委員 それなら伺いますが、私がいま言ったような、米軍がこういう演習場で核訓練をやっていること、沖縄の米軍が台湾にまで出かけていって台湾で核訓練をやっていること、そういうことは米軍から通報がありましたか。
幾ら何ぼ言ったって、幾らわれわれが状況証拠を出したって、核部隊がある、あるいは核訓練が行なわれておると幾らわれわれがやったって、核弾頭を問題にするから、そういうものがあったって、核弾頭があるかどうかわかりませんと、こうなってしまうのです。そうでしょう。だからこの核兵器とは一体何なんだということなんです。
フランスのル・モンド紙が日本の横田、岩国等で核訓練をしているんだということを書いた。これも最初はそういうことは全く知らないという発表があった。
しかし問題は、どういう状況にあったかと言いますと、いまのお話では核訓練は否定していない。核というものは、核体系、核システムとしてとらえなければならぬ筋合いの問題です。だから、安全点検室もあれば、監視塔もあれば、その他の核施設がございます。レーダーもございますし、もちろん保管倉庫もございます。つまり一つの核体系としてとらえる。そこで訓練が行なわれている。
○岩間正男君 結局、なんですね、これは核訓練の一種になると思うのですが、ここに自衛隊の、四十二年度に陸上幕僚監部が出した特殊武器防護という教範があるのですね。まあ写しですけれども、これを持っております。これには核武器に対するところの処置方法等を述べている。海上自衛隊にはこういうものはないのですか。これに相当するようなものは使われていないのですか。
日本の核訓練の度合いというものをやはり具体的に明らかにするためには、これは必要だというように思うわけです。防衛庁長官でも……。
○政府委員(久保卓也君) 核訓練というのは全然やっていないと思います。せいぜいありますのは、海上自衛隊の一部の艦艇に、放射能で汚染した場合にそれを洗い落とす、水洗でもって洗い落とす装置が一部の船についておるという程度で、これは、おそらく訓練といいますか、たまに使ってみることがあるかもしれませんが、核訓練というものは、おそらく完全にやっておらないというふうに思います。
いまわれわれが核爆弾に対し、核兵器に対し、核管理部隊に対し、核訓練部隊に対して、真剣にその撤去を迫り、要求していることは、これは単なる、私がいまここでことばだけ述べておるのではなくて、死の恐怖につながっているのです。沖繩において復帰不安、これまでの生活が従来どおりいけるかどうか、かちとった権利は、一体このとおりずっと存続できるかどうか、身分はどうなるか、そういう不安はもちろんあります。
さらに水陸両用部隊、こういったのがあり、これは核訓練をやり、核訓練部隊であり、いざという場合には核兵器を自由に使うという部隊である。この部隊が沖繩におるということは、協定の中に書かれておることを見る場合に、ほんとうに返還時点で、福田外務大臣が言われたようにこういった部隊がなくなるのか。あるいはあった場合に、たとえばこの第四百弾薬整備部隊の中から核を操作する部分はなくなりましたと彼らが言う。
そうして一五五ミリ、二〇三ミリは、御承知のように、核装備ができる、核訓練のできる。それが、沼津から、今沢海岸から持ち込まれて、北富士、東富士で使われていることはまぎれもない事実ですよ。そういうようなことで、これは態度を変えたとしか思えないんですが、これはどういうことでしょうか。
核訓練を行なっていることは、米軍自身の現用している計画や記録で明らかなんです。政府はこれを撤去させるように要求する腹がありますか。——これは外務大臣、答え得ないのですか。
たとえば米軍の核訓練計画、これは全部核訓練だから、核攻撃の目的を持たなければ核訓練はやれません。これは軍事常識なんです。こういったような、具体的にやめさせるいわゆる保証があるのか。さらに、訓練をやる部隊を沖繩に置かせないように、何らかの方法をあなた方アメリカに取りつけるつもりであるのか。はっきり答えてほしいと思うのです。 〔委員長退席、毛利委員長代理着席〕
しかし、現実には政府が提供を約束した部隊が核の装備をしており、現に核訓練をしている。核訓練をしているということは、次の段階ではいざという場合には使う用意をしているということであります。まぎれもない核部隊であります。これらの問題についてきょう質問したところでは、政府は何ら言うに足る資料のお持ち合わせがないようであります。
それで、いま沖繩では核訓練は行なっていない、核装備は行なっていないと言われましたが、私はここに、いま海兵隊が使っている、沖繩で使っている砲撃の教程書を持っております。この砲撃教程書の中には、第三十章でありますが、この三十章には、八インチの榴弾砲による核砲撃の要領、さらに一五五ミリの榴弾砲による核砲撃の要領、こういうものが明瞭に書かれております。
○不破委員 つまり、核訓練は行なっているかもしれないが、核装備はしていないという話があるということだと思うのです。しかし、これも先ほど私が申し上げましたように、核を使わないつもりなら、そこにいる部隊が何も核訓練する必要はないのであります。沖繩から出撃していって、いざという場合には核の砲撃をやるという必要があるから、沖繩なりあるいは東富士なりで核訓練をやるのであります。