1984-06-26 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第15号 仮りに、この室温における超電導が実現されるようなことがあれば、現在、超電導を利用する場合に最も問題となっている液体ヘリウムによる冷却を必要としなくなり、核融合炉用の超電導磁石の実用化も一挙に現実性を帯びることになろうし、超電導現象を利用した磁気浮上列車、ジョセフソン・コンピュータ、超電導電子顕微鏡、超電導NMR-CTばかりでなく、あらゆる技術分野に測り知れないインパクトを与えることとなろう。 渡部行雄