1986-08-22 第106回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
昨年の三月の八日、上院軍事委員会戦略戦域核戦力小委員会の一九八六会計年度国防総省支出権限に関する聴聞会、ここでホステットラー少将、その証言によりますと、トマホークは海上で核用から非核用へ、またはその逆に切りかえることは大変難しい。一度積載されたなら、地上施設に戻されるまで三十カ月から三十六カ月間そっとしておくんだと、こういうふうに証言をしているわけであります。
昨年の三月の八日、上院軍事委員会戦略戦域核戦力小委員会の一九八六会計年度国防総省支出権限に関する聴聞会、ここでホステットラー少将、その証言によりますと、トマホークは海上で核用から非核用へ、またはその逆に切りかえることは大変難しい。一度積載されたなら、地上施設に戻されるまで三十カ月から三十六カ月間そっとしておくんだと、こういうふうに証言をしているわけであります。
○柴田(睦)委員 ところが、先ほどの証言された中身から見てみましても、ニュージャージーには核トマホークがもう準備されているんだということも出ておりますし、今の三十ないし三十六カ月間はそのままにしておく、その前に艦上で核用から非核用に切りかえるということは極めて高くつく、非常に難しいんだ、こういうことを言っているわけであります。
そういう点からいえば、これは将来核用に使うかあるいは非核で使うかということは、アメリカの最高戦略だと思うのです。そうして、もし核、非核両用のミサイルはフリーパスだということになりますと、その第一段階は先にフリーパスになってしまう。 確かに核弾頭をつけるかどうかで、そこで事前協議でチェックできると言うかもしれませんけれども、それならばこの三つを並列して項目として並べている意味がなくなってしまう。
そういうことから見て、私は核用として最も威力を発揮する八インチ砲があるかもしれないという疑いが強いということははっきり言えると思うのです。 私は、事前協議が申し込まれてこないから核の持ち込みがないと説明されても、納得できない。事前協議であってもこっちからも申し込めるはずでございますし、随時協議というものもあるわけでございます。
○多田省吾君 沖繩の核用の八インチ砲について若干質問します。 アメリカの軍備管理・軍縮局は、アメリカ議会に対して、「一九八〇会計年度の米主要兵器計画が軍備に及ぼす影響に関する報告書」というものを提出しております。
○多田省吾君 私は、重要な意義を持つという言葉の裏に、核・非核両用だ、しかし、この報告書にもありますように、核用として使う用意があるという考えがあるのじゃないか、このように疑惑を持ちます。
それから全部のパイロットがその任務を持っているわけじゃなくて、これは飛行機の数とパイロットの数を当てはめてみればわかるのですが、特定の飛行機には核用のパイロットが配置されている。私は、これはそれだけでもきわめて重大な事態だと思うのです。 それからもっと重大なといいますのは、この部隊が、先ほど航空機の持っている兵器を整備する役目だと言われた第一兵器部隊ですね、これを持っているわけですよ。
○中島政府委員 ランスは核用及び非核両用というふうに伺っております。実戦の場合にどうなるかということになりますが、まさに実戦の場合に核兵器を持ち込んで横田基地に立ち寄るということをアメリカ側が考えるということになれば、これは当然に事前協議の対象になるわけでございます。
ただ、SUU21というのは、これは初めは核用に開発されたものですが、その後、核、非核両用に使われておりますから、この八十回の訓練全部が核だとは私は申しません。しかし、われわれが以前に考えていたBDU8、BDU12、この二つの訓練以上に大規模に沖縄で核訓練がやられていることは、間違いなく、私どもこれらの資料で明らかになりました。
それからなお地上器材でございますが、発射統制装置がございますが、この中にあります指示器の中のボタンみたいなものでございますが、私どもはまだほんとうの核用のナイキがどういうものであるかということは、設計図もみなもらっておりませんので、とにかく通常弾頭用に不要な部分はその指揮装置から除いてしまうというやり方を現在とろう、これが方策でございます。
ナイキをもう一ぺん核用もできるようにするためには、大改造をやらなければいけない、こういう証言をしている。この証言は、私は間違いであると思います。簡単にできるのですよ。これは長沼裁判の判決に大きな影響力を与えると思うから、私は指摘しておきたいのです。この点についての源田さんの証言は、これは間違いであり、オーバーである。簡単にできます。それを明確にしておきたい。
私もずいぶん幾つか見ましたが、放射能待避壕というような意味なんでしょうか、おそらく、万一相手側から核報復を受けた場合の備えということでもあろうし、また、核の事故が発生した場合に備えるためではないかと思うのでありますが、アメリカの軍人とその家族のためには核用の待避壕まで準備して、彼らはあそこでやっておる。百万の沖繩県民は、いわば裸で核の恐怖の中に暮らさなければならない。そういう状態であります。
それからAIMの26A、これはファルコンの中でも核用のファルコンでありまして、米本土の防空部隊が装備をしておるということであります。 それから第四〇〇弾薬整備隊、これは沖繩にありまする、再々問題になっておりました第三一三航空師団の隷下にありまして、太平洋空軍あるいは輸送空軍、戦略空軍等に対する弾薬支援を任務としております。
いざというときに核用に使えるミサイルもありますけれども、それが常時装着されておるというふうには普通いわれていない、こういうふうに聞いております。
しかし、いまいろいろお話の出ました核用あるいは非核用、両用のもの等の装備は、それ以外に攻撃機にも艦船にもいろいろございますが、これが普通の戦闘にあるいは平時において核を装着しておるというふうには普通考えられない。つまり、核はアメリカにおいても非常に慎重に扱われておる。お示しのタロスとかアスロックとか、確かに核用にも使えます。
来たるべきハーキュリーズは、核、非核両用ではございまするが、わが国において製造する場合には、非核用の弾頭を製造し、そうして発射装置等も非核用の弾頭は発射し得るが、核用の弾頭は発射し得ない、こういう規格に生産をいたすわけでございます。なお、国産を何ゆえにするか。国産をはかりまして、なるべく日本の技術の向上もはかりたい、こういうわけでございます。
日本が三次防でこれからつくろうとするものは非核用でございまして、核用に、あなたのおっしゃるように、転用はできないしかけ、核弾頭というものは一切つけられないしかけにいたします。ただの弾頭でございます。
それからミサイル自身、弾頭自身は非核用の弾頭として初めから製造するのでございまして、これもちょっとやそっとの時間をもってしては核用には変更できませんし、政府は核兵器は製造せず、保有せず、持ち込まず、こういう確固たる方針を持っておるわけでございまして、非核用として初めから製造するのでございます。こういうことをはっきりとこの際申し上げておきます。
○志賀国務大臣 この点は、後ほど私の方の専門家の防衛局長から詳細に答弁させますが、これは中共の劉少奇でありますか、陳毅でありますか、その点はちょっとあとから答弁させますが、これまた外国において語ったところが報道として伝わり、われわれもこれを見ておるのでありますが、それによりますと、中共は目下原子力、つまり平和利用のための原子力と、それから核用の原子力の二つの面を開発しておるということを言明いたしておるのでありまして
「核用、非核用を問わず、ミサイル兵器を持つ」とはっきり申しておりますように、アメリカ軍の指揮のもとに日本を原水爆兵器で武装化しようとすることは明らかであると私は思うのであります。(拍手)岸内閣は、二年来、そんなことはやらない、今でもそれを言っておるのでありますが、防衛庁の計画には、今申し上げましたように、核用、非核用ミサイルは持つといっておるのであります。