○白眞勲君 このサンプル採取というのは核検証の際にプルトニウムの抽出量を推定するのに欠かせない手続なわけで、今回、文書化を拒否していると発表しているわけですから、一体アメリカのテロ支援国家の指定の解除というものについては、このいわゆる文書化というのも一つの条件だったというふうに説明を受けていた私たちとしましては、これ道理に合わないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、要するにこれ北朝鮮にだまされたということなんでしょうか
白眞勲
まず最初に、簡単で結構なんですが、米朝の核検証合意について、例えば核拡散の問題ですとかサンプル採取等の問題を具体的に少し説明していただけますか。
塚田一郎
例のエネルギー支援については拉致問題の進展をきちっと見ながら慎重にやっていただきたいとか、特に六者協議が始まったときには核とミサイルの問題、もちろん拉致、核、ミサイル、特に拉致問題はもう当然のことですけれども、核とミサイルについても一番脅威を受けるのは日本であると、こういう認識の下に、特に核検証のプロセスを構築していく上では日本としてかなりイニシアチブを取って積極的に役割を果たしていただきたいとか、
山本一太
核検証手続の進展はある程度理解できるが、拉致解決は後回しで、進展なしの可能性があります。
今回の決定で拉致問題解決に向けた交渉のてこを失うのではないかと懸念もするところでございまして、更に確認すべき点も多々残っておると、このように思っておりますが、官房長官のお考えを是非お聞きしたいと、このように思います。
吉村剛太郎
まず最初に、北の核開発、拉致問題について伺いたいと思うんですが、十二日の未明に米国が、核検証手続に関して北と合意ができたということで、北に対するテロ支援国家の指定の解除をいたしました。
直嶋正行