2018-03-23 第196回国会 衆議院 外務委員会 第4号
ただ、今、対話ムードが進むことで、北朝鮮に一定程度の核戦力保有を所与のものとするというか、認めるような風潮、これは断固、当然認めるべきものではありませんが、所与のものとして受け取るようなリスクというのが、あってはならないと思いますが、あると思うんですが、大臣の御認識を伺います。
ただ、今、対話ムードが進むことで、北朝鮮に一定程度の核戦力保有を所与のものとするというか、認めるような風潮、これは断固、当然認めるべきものではありませんが、所与のものとして受け取るようなリスクというのが、あってはならないと思いますが、あると思うんですが、大臣の御認識を伺います。
北朝鮮は核戦力保有への意欲を明らかにしておりまして、これは国連決議違反であり、また、核兵器不拡散条約、NPTを中心とした国際的な軍縮、核不拡散、こういった体制への重大な挑戦である、私はこのように断じたいと思っております。政府においては常に危機管理について万全を期すように、要請をしておきたいと思っております。
すなわち、軍国主義復活、核戦力保有への道を歩いていると、アメリカ下院の外交委員会アジア特別調査団が報告しております。 また、わが国の方向を左右しようとする財界は、政府が主張する自主防衛とは兵器の国産化であると強調し、経団連防衛生産委員会を窓口に、防衛庁関係者とひんぱんに、意見交換と称する政治活動を繰り広げているのであります。
また、中共では、先般水爆の実験に成功し、核戦力保有への努力が積極的に進められており、近隣諸国に大きな不安と危惧の念を与えているのであります。このように、依然として国際情勢は、特にわが国に近接しているアジア大陸周辺を中心として、複雑な激しい流動を続けております。