2006-11-08 第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
では、具体的に申し上げますと、まず北朝鮮の核実験以降、北朝鮮では何が起きているかということでございますが、もうテレビでも新聞でも報道されておりますように、ピョンヤンでは核実験成功の十万人集会が行われております。そして、民族史的な大慶事であるという労働党書記のあいさつもありました。
では、具体的に申し上げますと、まず北朝鮮の核実験以降、北朝鮮では何が起きているかということでございますが、もうテレビでも新聞でも報道されておりますように、ピョンヤンでは核実験成功の十万人集会が行われております。そして、民族史的な大慶事であるという労働党書記のあいさつもありました。
こういうふうな中で南アフリカの核実験成功が事実だといたしますならば、国際政治、軍事面への衝撃というのははかり知れないものがあるということは否めない事実だと思うのです。南アフリカの核実験の事実関係について掌握をなすっていらっしゃいますか。いかがですか。
もういずれこれはなくなってしまうものである そこでこの際、アジアに対する米国の核戦略体制をながめてみる必要がございまするけれども、これは一九六四年、中国におきまする第一回の核実験成功を契機として、あそこにポラリス潜水艦の第一艦が配備されました。「ダニエルブーン」、これがグアム島に入って、その後七隻がいま西太平洋に配備されておるものと見られておる。
したがって、時間がありませんから、ASPAC会議におけるベトナム戦争に対する日本政府の態度、それから中国の核実験成功に対する今後の展望も含めて、日本は、この問題について、この会議においてどういう態度をとるか、この二点について、特に政府の認識と方針を、この際率直に明らかしておいていただきたいと思うのです。
もっとも、中共は核実験成功を契機として国際政治上の地位が急速にクローズ・アップされ、世界政治の舞台である国連への加入をめざし一歩一歩その基盤を固めつつあるこの時、ともに自由陣営の一員であり、地理的にも隣接する韓日両国の国交正常化は緊急に解決されねばならない問題である。」中共を目標にしたということをここに書いているのです。長くなりますから、大事なことは抜いておきます。これは朴正煕の発表です。
それでは次に、中国の核実験成功によって世界の核戦略が一つの転機を迎えていると私は思います。これに関連しまして、日本の防衛という問題をいろいろ考えてみたいと思うのですが、その前に、この中国の核実験そのものについて、日本政府がどのようなとらえ方をしているかということをまずお聞きしておきたいと思う。
○椎名国務大臣 中共の核実験成功、これがどういう影響を与えておるか、それが中共の国連代表権問題の解決にどれだけの推進力をなしておるかということについては、私はまだ軽々に判断を下すべき段階でないと思うのです。