1986-11-26 第107回国会 参議院 決算委員会 第3号
しかしSDIの研究については、これは非核の構想について、研究について、我々がその個々のプロジェクトに研究参加するわけでございますから、この点については、エックス線レーザーを殊さらに強調されまして、しかも、そのエックス線レーザーが核励起エックス線レーザー、しかもそれが非常に全体の重要部分であるというふうに断定されましてお話しをいただきましても、それをちょうだいするわけにはまいらないと思うわけでございます
しかしSDIの研究については、これは非核の構想について、研究について、我々がその個々のプロジェクトに研究参加するわけでございますから、この点については、エックス線レーザーを殊さらに強調されまして、しかも、そのエックス線レーザーが核励起エックス線レーザー、しかもそれが非常に全体の重要部分であるというふうに断定されましてお話しをいただきましても、それをちょうだいするわけにはまいらないと思うわけでございます
○菅委員 そうすると、この核励起エックス線レーザーについては、中曽根総理の言う非核に当たらないということですか、非核に当たるということですか。
確かにこのエックス線レーザーの場合に、核ですよ、核励起エックス線レーザーですから、これは見てみなければわからないなんという行き方じゃなくて、今の防衛庁の説明もあったように、核爆発のエネルギーをエックス線の励起に使っているわけですよ。そういうレーザーが存在するということは防衛庁も認めているわけですよ。それを使ったものが中曽根総理の言うSDIに関する非核という概念に当たるのか当たらないのか。
核励起エックス線レーザーが核だということを言っておるわけです。エックス線レーザーにいろいろな、なかなかほかのものでは難しいですけれども、ほかのやり方があることはよく知っています。しかし、核励起エックス線レーザーが今一番注目をされておるということを言っておるのです。
このDEWがさらに五部門に分かれていて、その一つが自由電子レーザー、化学赤外線高エネルギーレーザー、エキシマ短波長レーザー、そして中性粒子ビーム、そして問題の核兵器をエネルギー発生源とする核励起エックス線レーザー、こういう部門に分かれて研究が非常に具体的に、しかも急ピッチで進んでいるんです。
○秦豊君 その中に核励起エックス線レーザーというものがあるんだが、これはエネルギーに水爆を起爆力とします。これは御存じですね。栗山さんがわからなければ防衛庁でいいですよ。
これを見ますと、五カ年間の指向エネルギー兵器予算、この中で化学レーザー、エキシマレーザー、自由電子レーザー、核励起エックス線レーザー、すべて五カ年間どういう予算か書いてある。江村さんも、その中でもとくにエックス線レーザーの研究予算が極めて大きいことが目につくと書いてある。これ見ますと五カ年間で八億ドルですよ。