1985-11-27 第103回国会 衆議院 外務委員会 第2号
木下先生御存じのように、米ソ首脳会談を控えましてことしの九月末から十月にかけまして、核兵器運搬手段とか核弾頭の削減につきまして、具体的な数字を含む提案をソ連がしてきたわけでございます。こういうことから一つの進展ではないか、こうみなし得るわけでございます。
木下先生御存じのように、米ソ首脳会談を控えましてことしの九月末から十月にかけまして、核兵器運搬手段とか核弾頭の削減につきまして、具体的な数字を含む提案をソ連がしてきたわけでございます。こういうことから一つの進展ではないか、こうみなし得るわけでございます。
○黒柳明君 核そのものじゃなくして、従来から言われておりますように、核弾頭、核貯蔵庫、核兵器、運搬手段等々が一連の核を構成するものである、そういう客観情勢というものからこの核の撤去というものを認識する、沖繩住民に理解させるという方法は残っておりませんでしょうか。国民に安心を持ってもらうという方法です。
これは政府部内で検討されたかしないか知りませんけれども、核兵器運搬手段の技術、指揮統御技術、兵たん技術の進歩によって近接基地の核配備の価値が減少し、沖繩への核配備の重要性はなくなった。こういうことを答申しておるわけなんですが、報告書の中に出しておるんですが、これに対してどう考えられますか。
それから、核兵器及び核兵器運搬手段の削減ということも核軍縮の大きな一つの課題であろうかと思います。なお、兵器用の核分裂物資の生産削減、その平和利用への転換というふうなことも核軍縮への大きな一つの材料であろうと思います。
それから核兵器及び核兵器運搬手段の削減、これは核軍縮の最も重点といいますか、肝心な点でございます。これも私が先に申しましたように軍縮の大原則、つまり軍事均衡の原則と国際管理の原則、こういう点から進めていくべきであるというふうに考えております。